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松香 剛樹（まつか　ごうき） ・職業：浮浪者 ・住処：キャンピングカー 元キックボクサー。不慮の事故にて大怪我を負う。 事故当初からは考えられない奇跡の回復をみせるが、地頭の良さから「自分の体が全盛期まで戻ることはなく」「キックボクサーとして王座に君臨することはできない」と確信し、引退。ストイックにキックボクシングにうちこんできたために、心情を吐露できる友人もおらず、周囲の人間はみな気遣いをみせることから疲れてしまい、彼の孤独感は日に日に増して行った。年齢から復帰を望む声や、周囲の期待に耐えかね、自分を知らない人のいる場所を求めて世捨て人となる。 そこで出会った上戸 一太（かんべいちた）が、彼にとって生涯初の友人となった。 ケチで守銭奴。 上戸について：何をどうしたら現代社会でこんなむちゃくちゃな奴が生きていられるんだと思っている。野性的かつ常識が通じないのでややペット感覚に近い。教えたことをすいすい吸収していくので、それが少し面白くもある。自分が何をしていたかとかを知らず、特にこちらに重すぎる期待をかけてくるわけでもないので、上戸の隣は安心できる唯一の場所になっている。 上戸 一太 （かんべ　いちた） ろくすっぽ就学経験のないねっからの放浪者。明るく快活で寂しがりや。一緒に暮らしていたワンヌが松香を見つけ、「俺を知っているか」という質問に対し「知らない」と答えたところ仲良くなった。 身の回りの世話や生活をしやすくなる知恵などを色々教えてくれるので、基本的に松香の言うことを聞いておけばなんとかなるだろうと思っている。（そのため松香の持ち物を盗んだりすることもない） 松香について：どうやら頭がいいし、いろんなことを知っているのにこんな暮らしをしているなんて、変な人だなと思っている。一緒にいて楽しいし、色々教えてくれるので嬉しい。なるべく長く一緒にいたいと思っているが、放浪者としての暮らしが長い為、終わりはいつも突然に来るものだとどこか諦めている。 いつかこの生活に松香が飽きて去ってしまった後も、俺のことを友人だと思ってくれてたらいいな。

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