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二年前から斎宮寺家に勤めている執事。 何でもそつなくこなせてしまうため、熱意も強い感情も抱けずに成人を迎えた。心の温もりを知らぬ男だった。 だが「このままでは人としては不完全だ」と、守れる人(=護りたいという感情が生まれることを期待して)に尽くすために執事として働くことを決意する。 はじめて笑莉と対面したときに感情がバグり、あふれでる感情に自我が崩壊しかけるが「これははじめての自分の主だからだ」と気のせいにしようとする。しかし押さえつけるほど日に日に想いが強くなり、今では立派なお嬢様限界オタクに育ちました。どこに出しても恥ずかしい限界オタクくんです。ただし擬態は完璧です。執事とはそういうものです。兄であり執事ですので。 これまでの人生が無感情だった反動で、笑莉の一挙一動によりすべての感情が狂わされているため日常的にSAN値は変動している。(記載SAN値は平均値) 幸い表情に出ることはないので、今のところ笑莉本人にはばれていません。(笑莉本人は「おにいちゃんとして、家族として大切に思ってくれている」くらいに思っている) 部屋には笑莉関連の記念物の保管庫、業務日誌というタイトルの笑莉観察日記(※本来の業務日誌は別にある)、各電子端末とウェブサーバーに盗撮盗聴圧縮zipがある。 余談だが、三ッ木本人は笑莉の恋愛や友人には首を突っ込んではいない。ましてや恋愛感情も持ち合わせていない。嫉妬もせず警戒もせず、ただ彼女に対してクソ重感情を抱いているだけである。 あくまで彼女自身の人生を、最期まで「兄」として、「執事」として見守るつもりでいる。 (※三ッ木の政司は基本的には誰に対しても反応しません。もちろん笑莉にも。ただし"そういう仲"になったら反応するかもしれないです。) 真実のみを語るとすると。 一目惚れ、とは言い難い。 幼い頃から自分のわがままを抑圧して、周りに必死に合わせる彼女に、どこか昔の自分を重ねたのだろう。 疎外感を常に感じながら生きるこの世界は、俺たちには少し、呼吸がしづらいから。 君だけでも、笑っていてほしいから。 俺は、君が笑っていてくれたら、嬉しいから。 護ってあげなければ。 彼女はプリマドンナとして 美しく羽ばたくのだから。 男は燕尾服を羽織って、湖の白鳥を護るのだ。 シナリオ「邂逅」にて大切な人として作成。 ↓大切な人時設定↓ 笑莉の執事。 一人称は俺。かしこまった場では私（わたくし）。軽くですます口調。 体格はかなり良く、柔道や極真空手の経験者。 彼女の両親が多忙なため、身の回りのことを任せられる大人として、２年前から同じマンションで生活している。 執事然としている、というよりかは優しい頼れるお兄ちゃん。彼女には隠しているが、彼女に関するものは毎日すべてデータ保存しておりサーバ上にも保存してある（）というちょっと…いやかなりやばいひと。 通過済みシナリオ「傀逅」、「†薔薇の庭園†」「スリィプ・クリィプ・ロボトミー」

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