タグ： ごーどロスト探索者 猫氏さん

大した努力もせずに大抵の事柄で人並み以上の結果をだせてきた人物。周囲の人間に合わせることが嫌いで、腹の底では馬鹿にしているが努力をしないため結局は自分もそこそこ止まり。そんな機微を周囲も悟ってか友達らしい友達なんかできたことはないし、軽度のいじめにあっていた。具体的には無視や物を壊されたり。こちらも無視をしていたし、常に物を持ち歩くようになれば気にもしなかった。 いいや。嘘。本当は気にしていた。群れないと生きられない弱い奴らだなんて見下していたが、本当は友達が欲しかった。 現在は家をでて、ひとり細々と軽犯罪をして糊口をしのいでいる。 犯罪行為に関しては特に思うところはない。くず。初めはほんのちょっとの好奇心とそれに伴うスリルを求めていたが、現在では最早手癖。人にただひたすらに迷惑をかけて生きる自分に、こんな生に意味はあるのかとずっと思い悩んでいる。 父が酒に酔うと暴力をふるう人間だった。べつにアル中というわけではなかったし、それ以外は真面目な人間だった。ただ、ある時母に限界が来たのか、両親が離婚した。閑は母に引き取られた。一年ほどで母はそこそこにまともな人と再婚した。新しい父親にも連れ子がおり、姉が一人増えた。三つほど上で、朝霞（あさか）という名前だった。 両親は共働きで、二人とも家にいないことが多かった。小さい頃は姉に面倒をみてもらっていた。自身の手癖の悪さや性格の悪さが家庭環境のせいにされるのが嫌なため外面だけはよくしようと努力するぐらいには、彼女のことを想っていた。そんな姉すらもぼんやりと自分とは違う”ナニカ”のように感じてしまって、最期まで「ねえさん」と呼ぶことすらできなかった。 世界が、そんな彼女を奪ったから。 姉をストーカーしていた男が、姉を刺したのだ。どうやら閑のことを彼氏だと思い込んだらしく、そんな彼女を「裏切り者」「アバズレ」と罵って殺したそうだ。 ストーカーなら、俺が弟ってことぐらいつきとめろよ。 久しぶりに会いたいと乞われたために姉に会いに行って、姉の作った夕食を食べて。泊まっていけという姉に終電はまだあるからと言って帰った日の夜のことだった。 俺が泊まっていってたら、なにか変わったんじゃないか、俺のせいで姉は死んだんじゃないのか。 そんな思いをずっと抱えていた。 最近はなにをするにも億劫で、生きているのも嫌になった。 どうしてさっさと死んでしまわなかったのか、自分でも不思議なぐらいだった。 そうだ。死のう。 そのほうが、きっといい。 フリージアの押し花をもらった。 偽名は「いとま」 一人称：俺 血液型はB。利き手は右。 カラーコード：6a5acd イメソン：こんな命がなければ 2015特徴表 「受け身」：どんな時でもきちんと受け身をとって被害を最小限に抑えることが出来る。ショックのCONロールに＋20の補正。 「行方不明の家族」：実父とは母が離婚して以来一度も会っていないし、どこにいるかも不明。 経験シナリオ 「深淵虚構のディメンション」HO2

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