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｢なァんでおれがそんなことしなくちゃなんね〜ん……ですか！｣ ｢……あ、だめ、だめ、酒はもう、二度と飲まないって、約束、したんだ……｣ ｢つらい、くるしい、おれじゃなくなるみたいだ｣ 一人称 おれ 二人称 普通 ○○くん、○○ﾁｬﾝ そこそこ売れてるバンドマン……だった。解散して、今は療養中。ファンのみんなには、おれがまともな人間になるまで待ってもらわないと。 5f9ea0 *☼*―――――*☼*――――― 大人気ロックバンド｢Cherry-Lion｣のボーカルを務める男。(有名度89！人気〜！！)-KAZU-と名乗っているが、本名を隠しているわけではない。MCの時とかは普通に｢かずまでェ〜す！ぶい｣する。 ロックバンドのメンツは計4人。ボーカル、ギター、ベース、ドラム。葛麻は音楽系の才能が飛び抜けており、ピアノや管楽器、弦楽器などもそこそこ齧っている。足りない音源はおれが賄う！ということで曲調は多種多様。作詞作曲もコイツ。 音楽を作ったりライブをしたり、ブッ飛びたいときに酒を飲む癖があった。治安の悪かった高校では"仲間はずれ"は死に直面する。若い頃から酒は慣れていた。仕方なく、飲んでいた酒はいつしか"なくてはならないモノ"に変わっていく。酒が無ければ息はできない。常に酩酊状態の彼は、ブッ飛ぶような音楽を作り続けた。 当然、飲めない時も存在するわけで。酒がキレた状態の葛麻は、誰にも手が付けられない闘牛の如く暴れ回った。メンバーに暴力は当たり前。酒をやめろと言われるならば、親の仇のように暴力を振るい尽くす。だからこそ、やめられない。飲んでさえいれば、普通のいい人なのだ。誰もやめろなんて言わない。葛麻は、アルコール中毒者だった。 実家は飛び出した。酒が切れたときの自分が怖かった。母親の額を灰皿で殴りつけた。父親の首を締め上げた。妹にレイプ紛いの行為をした。全て覚えている。家族は世間に知らないフリをしてくれている。おれのどこにそんな価値があるのだ。酒が無ければ狂っている、ただの欠陥品の、どこに。 *☼*―――――*☼*――――― 幼い頃から兄弟同然に仲良くしていた親戚の従兄弟の、恋びとが死んだ。飲酒運転……だという。加害者に向けられている彼の憎しみは、自分にも向いている気がした。 それ以来、酒は、飲んでいない。アーティスト活動は休業した。金は腐るほどある。ファンにも待ってもらっている。おれがちゃんと、人間になるまで。こんなんで今までの罪が精算されるなんて思ってないけど。でも、酒はもう飲まないんだ。 　 *☼*―――――*☼*――――― 　 【狂魘惨毒ストレイド】KPC <2020-1-2> ◇不定の狂気（９か月-探索者時間） ・鏡恐怖症：鏡や反射物を見ると、■の記憶がフラッシュバックする。SANc1/1d3 ◇特徴の付与 　 ・悪夢の寄せ餌(D) 　1d10*10＿30興味P ■■■■■■特化の寄せ餌。 PCとKPCが永続的発狂に陥った場合、■■■■■■がその狂気を食べにやっ てくる。 精神＋肉体的ロストとなる。 「やだ、やだ、おれがおれじゃないみたいなんだ！げんや、たすけてよう……！」 ■■■■■■の手が届くまで、あと―――。 【俺ん家の水道管にショゴスが詰まっているんだが。】(2020-2-13) 魚行さん家遊びに行ったらうまそうなものみつけた、きもかった。 かたるが先に帰った、アイツはクズだ。 は～～～、おれも寿司食お。 【扇風機をつけたら家が発進した】(2020-2-15) 扇風機つけたら家が発進した。 あの、綺麗な海、美しい空、心地いい風、絶対に忘れない。 かたるはクズだ。絶対に許さねえ。 【カラー】(2020-3-31) なんだか高校生の群青劇に巻き込まれた。なんだ、なんか……オレ……絶対場違いだったよな。な！？げんや、オレたちなんもしてないよな！？ 【しかし葡萄酒のためではない】(2020-8-6) 呑んでしまった、もう戻れない。 でも、いつもの気の狂うような酩酊はなくて、こんな酔い方ならいいのかなって思ってしまった。 ……。 なんでオレぇ、こんなクズと出会っちゃったんだろう。外から閉まる扉の音が、朦朧とした意識の中で、やけに寂しく響いた、気がした。 【それでは苦痛を始めます。】(2021-2-23) こわかった、こわいよう…… 【家の中を歩いてみよう】（2024-5-25） 勘弁してぇ… ストレス過剰　2カ月

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