タグ： 月見だいふく 灰儡

振り直しは(CON1回, EDU1回, INT3回) 神立教会のシスター。 病気で臥せりがちの神父に代わり、教会の雑務や孤児院の管理を行っている。自身も孤児であったが、幼い頃に神立神父に拾われ養子となる。 【鬼伏 尋(きぶせ じん)】とは不思議な友人関係にある。 教会の裏で大怪我を負って倒れていた鬼伏を助けたのがきっかけで、それ以来時々教会へ足を運ぶようになった彼と少しずつ距離を縮めている。 優しさに慣れていない様子の鬼伏をたっぷり甘やかしたり、孤児院の子ども達に囲まれて戸惑う様子を眺めるのが最近の密かな楽しみ。 『ふふ…猫を飼ったら、こんな感じなのでしょうか。』 ——人間はもともと、善い存在なんだよ ——神様が私達をそう作ったんだ ——だから慈愛の心をもって接すれば、どんな人とでも分かりあえるんだよ 今の彼女を形作るのは、幼い頃養父から聞いたその言葉。 彼女は人を疑わない。この世に根っからの悪人などいないと心から信じているのだ。 困っている人がいれば助け、どんな酷い行いをされようと笑って許す。 全てを受け入れ、全てを慈しむ。それは彼女が人間の生まれ持った善性を信じているからに他ならない。 一片の曇りもない純粋な信仰。 それは信仰というよりも、もはや狂信という言葉が相応しい。 性善説を地で行く人間、それが彼女である。故に彼女は『善』である。

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