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羽衣石 遥華(ういし はるか) 大手ファッション企業の令嬢。自分より他人を気遣うせいか、少し危なっかしい行動をとる事もしばしば。 紅茶が好きでハーブや茶葉を調べているうちに、薬草に興味を持った。 一人っ子なので、家業を継ぐはずだったが、薬学部に入学。親に反対されながらも、日々勉強を頑張っている。最近は自作の薬を調合し始めた。 家には同じ名前の執事がいる。幼い頃から苦楽を共に過ごしており、唯一自分が決めた道を応援してくれている存在でもある。そんな彼を彼女は命を預けられる程には信頼している。 小さい時は、「はるか」と呼んでいたが、今は「わたのはらさん」と呼ぶ。 よく自分を試薬のモルモットにしてしまう。また、軽々と自分の身体を差し出す節がある為、その度に執事さんに怒られている。 「痛いのは嫌ですが、誰かが痛い思いをするのはもっと嫌です！」 「薬は身をもって体験した方がよくわかるでしょう？」

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