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健康的でさっぱりとした身なりだが、目付きの悪さや声の陰鬱さのせいで不良のように思われがちなUGNエージェント。別に口調が粗暴と言うわけではないのだが…… 自分の体一つで戦うことを信条としていて、武器は使わない。瞬間的に体の動きを加速させ、手足を鞭のようにしならせることで衝撃波を発生させて、手足が届かない場所からでも攻撃できる。その動きが蛇のように見えることから、元々は"ヴァイパー"と呼ばれていた。しかし、"フレスベルグ"と戦うようになってからは北欧神話にあやかって"ニーズヘッグ"というコードネームになる 【詳細】 私生児として生まれた火村は実の父親のことを知らない。『有栖』という名前をつけたのは父親らしいので、ふざけた人間だろうと勝手に思っているし興味もない。 小学校くらいまで母親と再婚先の父親の三人で暮らしていたが、父親は火村に暴力的に接していた。名前のせいで女みたいだと小学校でも虐められていたのだが、自分と同じ名前の女子が時折助けに入ってくれた。 その時にはもう無気力で苦しいことは勝手に過ぎ去るのを待つだけで抵抗もしなかった火村だが、年下の癖に我も強ければ力もあったその女子に『自分を守るためには戦わなきゃダメよ。ここだけは譲りたくないって時に戦うために、わたし達には拳がついているんだわ』と言われた。お前ほど強ければな……とその時は思ったものの、それ以降その女子に武術を教わり始めたのは何かが芽生えたからかもしれない。 小学校卒業間近の頃、火村は早めの成長期に入って身長が伸び、体も大きくなった。筋肉もついていた彼に暴力を振るう人間はそのうちいなくなっていた。 ある時、火村は何となく帰り道で見かけた黒服の男が気になって後をつけた。彼は何故か、自分と同じ『アリス』という名前の後輩を監視しているようだったからだ。最近は助けられることもなくなり疎遠になったとはいえ、彼女への恩を忘れた訳ではなかった 人気がなくなった時、その男が背後から彼女を襲おうとした。火村はその寸前、彼女が気付く前に割って入り男を蹴倒す。そこまでは予想通りで、予想外だったのは男がナイフまで持っていたことだ。ようやく火村は彼が誘拐でも目論んでいたんだ、と言うことに気付いたがもう遅く、ナイフで腹を刺された火村はその場で殺された。 ただ── ここだけは譲りたくない。真面目な人間が突然理不尽に晒されるのも、そういう誰かを助けられないまま死んでしまう自分も嫌だと憤激した。 自分が初めて好きになった人間が不幸になる未来をどうにか変えないままでは死ねないと思った。 その結果、死の直後に火村はオーヴァードへと覚醒し、その誘拐未遂の犯人をもう一度入念に張り倒していった。警察に届け出た際に、致命傷レベルの出血にも関わらず無傷でいることが原因でオーヴァードであると発覚し、そのままUGNへと加わることになる その後はやることもないので暇なときには武道の修練をし、夏になると海の家の営業をしている。何故か砂上のほうが火村は動きやすいらしい 自分と同じ名前の少女は今も元気でいるだろうか、と思いながら。 【性格】 目立つのが好きではなく実直。冗談は多少通じるが、あまり好きではない モテることに対して羨望があり、煙草を吸い始めたのもモテるらしいというのがメイン あまり女性に対して耐性がなく、武術や訓練相手、敵などのフィルターをかけていると気にならないのだが、日常で女性に優しくされるとすぐに惚れてしまう。そして自分の《真相告白》で心の中を何となく察してしまいすぐに恋敗れる。そういう経験をし続けてきたせいで、すっかり眉根に皴がよりやすい顔立ちになってしまうほど 自分を飾り立てることはあまりない 【その他】 『自分と同じ名前の少女』は六条亜梨子のこと メジャー 『三十三拳道・一打』《電光石火》2+《コンセントレイト:ハヌマーン》2 対象:単体 射程:至近 侵蝕率:5 効果:攻撃後、HP1d10喪失する メジャー 『三十三拳道・通貫』《電光石火》2+《かまいたち》1+《コンセントレイト:ハヌマーン》2 対象:単体 射程:視界 侵蝕率:7 効果:攻撃後、HP1d10喪失する メジャー 『天壌人拳遍無窮』《電光石火》2+《コンセントレイト:ハヌマーン》2+《バリアクラッカー》1 対象:単体 射程:至近 制限:80 侵蝕率:9 効果:装甲無視+ガード不可、攻撃後HP1d10喪失する メジャー 『天壌人拳遍無窮』《電光石火》2+《かまいたち》1+《コンセントレイト:ハヌマーン》2+《バリアクラッカー》1 対象:単体 射程:視界 制限:80 侵蝕率:11 効果:装甲無視+ガード不可、攻撃後HP1d10喪失する オート 《縮地》4 対象:自身 射程:至近 侵蝕率:2 効果:移動を行う直前に使用し、シーン内の好きな場所に移動できる。この移動では離脱を行える シナリオLv回

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