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★戦闘メモ 《解放:解放の雫》はイニシアチブエフェクトのくせに回数制限がないので、 120%を超え次第、味方の行動前にイニシアチブで使用する。 エンゲージが分かれている場合も、複数回撃てば全員に渡せる(侵蝕はかさむが)。 ＊　＊　＊ 「どうも、春日タクシーです。……どうしたんです、お客さん?」 「弱いからこそ、群れる。束ねる。それが力となり──それを掌握するのが、"王"なのです」 個人タクシーを営む男性、その正体はゼノスエージェント。 昼間は表向けに、夜間は裏向けに営業。 堂々と「春日タクシー」と名乗っている通り"あの"『春日一族』の出身。 ゼノスとしての活動時はコードネーム"クラウン"を名乗り、"春日"性は一応隠す。 タクシーは都市伝説を起源とするRBで、車種は漆黒のクラウン(10代目)。 独りでに走るが自我が薄く、忠次のエフェクトによって操られてしまっている。 穏やかな仕事も穏やかでない仕事も、タクシーをドライビングして何とかする。 互いにビジネスライクな関係で、ロイスは取られていない。 春日一族生まれだが、最近まで覚醒せず一般人だった。 そのためクランの隅に追いやられ苦しい生活を送っていた──と本人は語るが、 FHの名門であり、"欲望"の為なら同族での争いも辞さない春日一族において、 オーヴァードですらない忠次が死ぬことも追い出されることも無かったのは、 運の良さもあるが、自身の"弱さ"すら利用し、巧みに交渉・調略を行ってきたからだ。 そしてその根底にあるのは、全てを出し抜き頂点に立つという"欲望"。 都築京香のFH離反により一族が混乱する中、次の手を打とうとした忠次の前に、その都築京香が現れる。 京香は忠次の「人間としての能力・意志」の高さと、それを形作る"欲望"を見抜いていた。その上でゼノスへの勧誘を行う。 忠次は京香の手の上であることは承知しつつも、低迷する一族に見切りをつけ、ゼノスへ加入。 京香からレネゲイドを活性化させられ、遂にオーヴァードとなった。 過去の経験上他人との関係性を大事するが、それは己の"欲望"のためで、本質的には他人に興味はない。 最終的な終着点はゼノスの支配者となることにある。 ただしそれは三日や一年、一代限りで終わるものでなく、国々のように代々と続くものでなければならない。 その壮大な目的のため、今日もせっせとタクシーを走らせ、情報を、知識を、絆を集めている。

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