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周りの人間は私より下だと思っているわ。当り前じゃない！私は誰よりも頭が良いのよ？ は？高校受験に失敗して滑り止め合格だろうが、ですって…？ふふ、馬鹿ね。 そんなのこの学校で私の凄さを見せつけたいからに決まっているじゃないの(震え声) 私の凄さ、顔の良さに怖気づいて誰も声もかけてこないのよ？ 高嶺の花とはこの事よね。 とかなんとかやっていたら、気が付いたら友達が居なくなっていたのよ。 これが駄目だって気が付いてはいるけど、もうキャラも変えられないし、今更恥ずかしくって友達もまともに作れなくなってて。 単純にコミュ障よ。何よ、笑いなさいよ。 そんな中、話しかけてきてくれたのがNPCだった。 友達とか居なかった私は最早恋心にも似た執着を覚える。 もう一度彼女と話をしたい…！あのキラキラを浴びたい！ でも「あらごきげんよう、あれから成績は伸びたのかしら？」なんて言えない…！ 絶対引かれる！あの時はなんとか笑ってごまかしてくれてたけど二度目は通用しないかもしれない…！ と、こっそり後ろをついて回る日々。 ふと、気が付いた事がある。 彼女はわりと頻度良く忘れ物をするという事。 私はそれらを会話の種にしようと日々集めて回り、冷静になった時には部屋の一角が彼女の物スペースと化していた。 古いものではもう話すきっかけには出来ない、新しいものを拾っては話しかけそびれ、家に持ち帰り…。 これは一種の宗教ではなくて？ 実態の分からない彼女を気が付いたら私は神のように崇めている。 偶像崇拝とはまさにこの事(？)。彼女の物(だった物)達を彼女と見立てて私だけの宗教を作ろうとしている。 彼女に話しかけられる事があったら何を話そう。もう正直微笑みかけてくれるだけで良い。 次は何を拾おうか。 というわけでベースが宗教家です。 ストーカーっぽい技能として、忘れ物拾いの[隠す]と、それはそれとして趣味の盗撮に[写真術]を入れました。 最近拾ったものは ・ゴム紐(髪留め) ・シャーペンの後ろの消しゴムキャップ ・お弁当に入っていたであろうふりかけのゴミ(捨て忘れ) です。 名前の由来は蟹です。 「おっめ～上も下も蟹じゃねーかｗｗｗやーい蟹子～～～ｗｗｗ」 っていじめられていました。 【特徴】 大切なもの：NPCの落とした消しゴムに自分の名前を書いて筆箱に隠している。(昔流行った両想いのおまじないです。) 俊敏：[回避]の成功率が[DEX*2]⇒[DEX*5]になる。 【シナリオログ】 越前、白雪、山羊島、花鳥で生還よ～～～！！！

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