タグ： Noelのキャラ 星辰組

★プロフィール 誕生日：8月16日 星座：獅子座 血液型：O型 趣味：読書 家族構成：義母(死去)、実弟、義弟妹多数 好きなモノ：享楽、放蕩 嫌いなモノ：退屈なこと 好きな食べ物：パンプキンキッシュ 嫌いな食べ物：なし 好きなタイプ：不明 嫌いなタイプ：不明 イメージカラー：コバルトブルー イメージ動物：猫、獅子 イメージソング:Unknown World イメージ戦闘BGM:FAIRYTAILメインテーマ ★詳細 ベース職業:冒険家教授(2015) ★特徴表 (1-7)『勉強家』 あなたは日々学ぶことに精進している。EDU+1。また、EDUによる下限が適用されない。 (6-3)『鋼の筋力』 ダメージボーナスが1段階上昇する。(「+1D6」から「+1D6＋1」に。) ★キャラ設定 〇特徴・見た目 金色の癖毛に紫色の瞳の少年。先天性色素欠乏症(俗に言うアルビノ)で、純血の日本人だが金髪の地毛を持つ。 日本人にしては彫りが深く鼻筋の通った、所謂イケメンと称される精悍な顔立ちをしている。 眼皮膚白皮症I型のOCA1Bのため一般的にアルビノと言われているOCA1Aとは違って日光にも強く、日焼けもできる。 〇性格・人物像 常に飄々としていて、内容問わず面白そうなことには片っ端から首を突っ込んで思う存分楽しもうとする快楽主義者。 感動に素直になるをモットーとしている。 座右の銘に「強きを挫き、弱きも挫く」と豪語するほど傍若無人で問題を起こすトラブルメーカー。 普段は大抵のことは笑って済ませる大らかな人物だが、ルールを無視した暴挙や力のない者を平然と踏みにじる行為、仲間に不埒な事をしでかした者に対しては一切の容赦をしない苛烈な面も持ち、座右の銘に反して正義感の強い面がある。 その一方で、悪と断じた相手でも問答無用で相手を潰す短絡性は見せず、その背景を察して自らの拳でその歪みを正そうとするなど、ある意味で寛容な面も持つ。 基本的に冷静沈着で、どんな緊急事態でも自分のペースを乱す事なく対処する。 しかし、仲間たちの窮地には表面上冷静を装っても、即急に事態を解決しようと動きに焦りを見せるなど、仲間の力を信頼しきれないという弱点がある。 十六夜が率先して矢面に立つ理由には上記のような心理的な弱点が起因する。 また、マンネリ化を嫌う悪癖があり、本来ならば瞬殺可能な相手でも「それは以前使った手段だから面白味がない」という理由で早急に手を打たず、結果として窮地に陥ってしまうこともある。ただし、これらの悪癖が出るのはあくまで余裕がある時のみであり、緊急時には速攻で勝負を決めにいく。 自分が孤児であるため、親のいない寂しさや人の心の痛みを理解しており、意外にも人思い且つ面倒見が良い。 また、過去の経験から特に“社会的に弱い立場の人間には無条件で優しい”。 〇口調・セリフ 一人称は「俺」、二人称は「お前」「アンタ」 傲岸不遜な態度で非常に口が悪い。 基本的に敬語は使わず、目上の相手でも強大な敵でも常に不敵で軽薄な言動を崩さない。 「ヤハハ」という茶化したような独特な笑い方をする。なお、この笑い方は雰囲気を和ませるための作り笑いであり、心の底から笑う時には普通の笑い方をする。 〇戦闘スタイル 基本的に徒手空拳がメイン。 腕の一振で人を殺せる程の腕力と、100mを8秒台前半で走り切る脚力など尋常ではない身体能力の高さもあり、人を遥かに凌駕する怪物の肉体をも単なる殴る蹴るといった行為のみで粉砕する。 しかし、あくまで天性のセンスで繰り出されたものであり長い年月をかけて研鑽されてはいないため、ある程度戦い慣れた者には見極められることも多い。 状況次第では他人から得物を借りる事もあるがあまり好まない。 それでも初めて扱う日本刀で多数の放出された矢を全て受け流すなど素質自体は十分ある。 また超人的な身体能力を持つにも関わらず舌戦を行って心理的な揺さぶりをかけて、相手の泣き所を見つけたのならば徹底的に挑発し相手を自分のペースへ引き込もうとする知能派な一面もある。 〇背景 両親は現在不明。 物心の着いた時から里親を転々としており、ついに引き取り手がいなくなった所を「金糸雀」と呼ばれる女性と出会ったことで、彼女の経営する孤児院に引き取られ現在に至る。 金糸雀が経営する孤児院に引き取らる前に世界中を旅した経験があり、マイナーな伝承や歴史などに詳しい。 「十六夜」という名前は金糸雀に名付けられた。 〇信念・人生観 『天は俺の上に人を創らず』 東雲十六夜の座右の銘。 生まれながらにして余りある多くの才能を持っている十六夜が、己が人類の到達点だと表した傲岸不遜な言葉。 しかしその本質は傲岸不遜なものとは程遠く、「この世に自分と競い合える者、自分と並び立てる者は存在しない」という悲観的なものだ。 『強きを挫き、弱きも挫く』 東雲十六夜の座右の銘。 快楽主義で問題児である十六夜の傍若無人さを表現した言葉。 だが、その言葉には「弱者を虐げる者は更生させ、弱者という立場に甘える者は尻を叩く」という実直な思想が混在している。 また、「強い力は強い者にのみ振るっていい」という十六夜の強い信念も内包している。 『感動に素直になれ』 東雲十六夜のモットー。 東雲十六夜の義母、金糸雀が旅の最中に幾度となく十六夜に向けて説いた言葉。 十六夜曰く、感動に素直になる事は快楽主義者である為の前提条件であり、ロマンを追い求めることが快楽主義者の本懐だと言う。 この言葉の真意は「この世界は儚いからこそ美しい」という感動を与えることで、十六夜が世界を滅ぼさないように、と施されたある一種の呪いである。 『夜明けを望む希望』 東雲十六夜に課せられた運命。 いつか必ず訪れる世界の終焉の時に、人知れず現れる救世主。 十六夜に与えられたルートは二通りで、一つは「協力者(NPC)として間接的に世界を救う」場合。もう一つは「当事者(PC)として直接的に世界を救う」場合である。 現在の十六夜は後者の立場に位置し、彼は人類を巻き込み世界に破滅を齎す神話的現象を究明する。 〇義母:金糸雀との関係 東雲十六夜がまだ9歳の時、彼は児童養護施設に居た。と言っても次の日にはまた別の施設へと移転することが既に決まっていた。 十六夜は物心がついた時からその卓越した才能を欲した里親から引く手数多だったのだが、彼の常軌を逸した才能に恐れ慄き最後には縁切りで幕を閉じた。中には十六夜の才能を犯罪に利用しようとした者も居たが、その人物も最終的には同じ幕切れだった。 十六夜は十六夜なりに自分を利用しようとした親の事を気に入っていたのだが、最後は呆気なく捨てられたことに腹を立て、その人物の脱税記録と横領の証拠を全て検察とテレビ局に送りつけて奈落に突き落とした。 以降、東雲十六夜を利用しようと近づいてくる人物の隠蔽犯罪を片っ端から検挙して彼らの人生をどん底に叩き落としてきた。 最終的に彼を引き取りたいと思う里親も居なくなり、やることの無くなった十六夜は施設を抜け出して集めた莫大な資金を賞金に1つのゲームを開催する。 十六夜は「一週間以内に俺を見つけろ。一番最初に見つけられた者には賞金を全てやる」というルールを明記した紙と、賞金である30億円もの札束を山積みにした写真をインターネットに拡散した。 当時十六夜は人里離れた山奥の廃墟に拠点を置いていたのだが、一向に誰も来ない。加えて夏至の季節だったため湿度が高いせいで寝袋がジメジメと腐っていき、更には嵐に見舞われることになる。 いよいよもって収まりつかなくなった十六夜は、世界の半分くらいを滅茶苦茶にぶち壊してやろうかと考えていた。 小刻みに震えながら拠点の廃墟に戻ると…… 雷鳴轟く嵐の山中で、東雲十六夜は出会った。 常人とは掛け離れた壮絶な人生を送ってきた彼にも、忘れられない出会いがあったのだ。 それが後に十六夜の義母となる女性、金糸雀との邂逅だった。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 　暴風で軋むバスの音を聞きながら、十六夜はすうっと指で霜をなぞった。どうやら嵐が直撃したらしい。バスを降りる時運転手はすぐに避難するように訴えてきたが、鬱陶しいので無視した。 　隠れ家は山奥に破棄された施設を使っていた。整備された道路の横道を逸れ、山道を登って行く。元は老人介護施設として予定されていたみたいだが、見込んでいた高速道路の開発計画が頓挫したため壊されることなくそのまま山中に放置されている。 大雨でより荒れている山道を登り切った十六夜は、廃墟の建てつけの悪い扉を閉めた。折れた柱に掛けていたタオルを取って頭を拭き、備え付けのカンテラに灯りを点す。 　カンテラの灯りで腕時計を確認したところ、時刻は23:56と表示されていた。タイムリミットまであと4分しかない事に落胆を隠せず、幼い十六夜は小さく溜め息をついた。 「……23:56現在。俺の発見者なし」 「━━23:27現在。君の発見者一人」 これでゲームクリアかしら？と、軽い調子でかけられた言葉に勢い良く振り返る。それと同時に壁に背をつけて警戒心を高めた。 声は女性のものだった。まるで歌でも歌っているかのような声音の侵入者は、暗闇の向こうで息を潜めている。 「ああ、そうだ。アンタがゲームの攻略者だよ。ゲームの主催者として祝ってやるからさっさと姿を見せろ」 「……。これはまた随分と口の悪い主催者ね」 呆れたような声音だが、それさえも耳に心地よく響く。一字一句聞く度に、十六夜はその女性への好奇心が募っていくのを感じていた。 「ところで、自己紹介は必要かしら？十六夜君？」 「へぇ？よく調べたな」 「当たり前じゃない。これは君を見つけるゲームだもの。君が何者かを知るところから入るのは当然のことよ」 ふふん、と得意気な声が響く。 「でもまあ、よく君みたいな問題児が生まれてきたものね。福祉施設を巡ること24ヶ所、養父母を持つこと31世帯。そのうち、引き取り手の隠蔽犯罪を検挙したこと21回。今やどんな施設も家族も君を受け入れることを拒否し続けている」 「…らしいな。けど、よくそんな悪ガキの元に来れたもんだな。侵入者用の罠だって廃屋内には山ほど設置しておいた筈だけど？」 「ああ、アレね。あのくらいなら問題ないかな。でもピアノ線は他の人が嵌ったら危険だから外させてもらったわよ」 ぽい、と足元にピアノ線の束が投げられる。それは賞金の隠し場所に設置していた罠だった。廃屋の最奥にある薄暗くて確認しにくい場所に設置してあるため初見じゃまず解除は不可能なのだが、どういう訳か既に知られていたらしい。 「……。よく金だけ持ち出さなかったな」 「当たり前よ。だって私、君に興味があって来たのだもの」 当然じゃない、と明るい声が暗い廃墟に響く。 「……まあ、他の参加者は賞金の在り処を探すことに血眼になってたみたいだけど。彼らは賞金の写った写真から在り処を探し出すつもりだったみたいね」 「そりゃあ、そう仕向ける為の写真だからな。海岸線の背景が写るように撮ってやったんだが、いくら何でもそれじゃ簡単すぎるし、趣旨が違う」 「でも30億円もの大金でしょう？子供一人で運び去るのは一苦労だったんじゃない？」 「それもミスリードの一つさ。他にもいくつかミスリードを用意してたんだが、何奴も此奴も簡単に騙されやがる。もう少し参加者は厳選するべきだった」 ちっ、と苛立ったように舌打ちする。するとクスクスと揶揄うような声が暗闇から響いた。 「同感ね。あんなやり方じゃ数は集まっても質が下がるわ。盛り上がりにも欠ける。インターネットで大規模な広告を打つなら賞品の内容を探るという試験的なゲームから始めるべきだった。そうしたら参加者の篩いにもなるし、演出的な信憑性も向上する。今回のゲームの最大の欠点は……『こんな大金持ったガキが居るわけねえだろバーカ』と大半の人間に思い込ませてしまった点かしらね？」 カラカラと歌うような笑い声を上げる。 流石に少しムッとしたが、参考になる点もあったので口にはしなかった。 　謎の女性はハイヒールの踵をカツカツと鳴らして近づく。十六夜がカンテラで照らすと女性の全体像がはっきりと瞳に映る。彼女の容姿を見た十六夜は呆れたような声を上げた。 「おい。アンタ、そんな格好で山に登ったのか？」 「当然。コレが私の勝負服だもの」 そう言うと、女性は明らかに見せつけるように腰に手を当ててポーズを決める。 　女性は真っ白なトレンチコートの下にワイン色のキャミソールを着込み、黒いタイトスカートにヒールのついた黒いロングブーツを履いていた。片耳には大アルカナの運命の輪を模したイヤリングを付けていることも特徴的だろう。 　また、月明かりに照らされた彼女の顔は意外にも美人だった。ウェーブがかった金髪を切り揃えたショートボブの髪型が整った小顔を際立たせている。年齢は控えめに見積もっても20代前半に見えた。 「……意外に若いな、オバサン」 「ハッハッー！若いと言いながらオバサン呼ばわりとは酷いな十六夜君。私のことは敬意と尊敬と敗北感を込めて“金糸雀お姉様”と呼びなさい」 ピクリ、と十六夜が眉を顰める。同時に先程までの親しげな気配を消し、凄まじい敵意を金糸雀に向ける。 「……聞き捨てならないな。“敗北感を込めて”ってのは一体どういう意味だ、金糸雀オバサン。俺は主催者でアンタは攻略者。ならアンタは恭しく俺から賞金を頂戴するってのが筋ってもんじゃねえのか？」 9歳の幼い子供とは思えないほど物怖じしない態度で睨みつける。しかし、金糸雀は目に見えて分かるほど落胆し肩を落とした。 「あのさ、十六夜君。逆に聞くけど、君はどういった理由でこのゲームを開催したの？」 「なに！？」 「まさかとは思うけど……『世界の誰かに自分を見つけて欲しい』なんて糞くだらないセンチメンタリズムでゲームを開催した訳じゃないわよね？」 刹那、金糸雀の眼光が十六夜を貫いた。 「もしそうだったら私は君を買いかぶっていたことになるわね。それなら素直に謝るわ。“対等に扱ってすみません。子供のゲーム相手に本気出してしまいました”ってね」 　十六夜は暫し言葉を失って金糸雀を見つめていた。 (俺がゲームを始めた理由……？) “自分を見つけて欲しい？”まさか、と全力で首を横に振る。そんな寒々しい理由でゲームを開催した訳ではない。想像しただけで鳥肌が立った。では何故？と考えるも答えは出ない。 金糸雀は背筋を大きく仰け反り両手を広げる。廃墟に吹き荒ぶ嵐の風は彼女のトレンチコートを靡かせ、小柄の彼女を大きく見せた。 「違うでしょう、十六夜君。君がゲームを開催したのはそんなちっぽけな理由じゃない。君が綴ったあの紙は間違っても迷子届なんかではなかった。もっと強い意志で書き連ねた一枚の“挑戦状”だったはずよ。」 「…………」 「君が求めていたのは自分に比肩する強大な挑戦者でしょう？それを探すためのゲームだったはず。なのに参加する連中は有象無象の凡人ばかり。……ねえ、十六夜君。君が不安や憤りを感じていたのは攻略者が現れないことじゃない。十六夜君がやりたかったはずの血に汗にぎる様なものにならなかった、程度の低すぎる自分のゲームに対してだ」 「……っ！」 ズドン!!!と豪快な音を轟かせて、十六夜は苛立ち交じりに床を踏み抜く。彼女の言葉が図星だったからだろう。9歳の少年とは思えない脚力は廃屋全体を揺らし、倒壊した壁からは荒ぶる暴風雨が吹き込む。 金糸雀は威嚇に怯まず、雷光を背に一歩、また一歩と近づき始める。 「もう一度言うわ。私が勝者で、君は敗者。この喧嘩は君が売って、私が買ったもの。攻略者が出た以上、君は主催者として勝者を讃える義務がある。それが出来ない人間はそもそも主催者なんかをやるべきじゃない」 カツン、と踵を鳴らして十六夜の眼前に立つ。小柄なはずの女性が今はとても大きく見えた。幼い十六夜は一歩たじろぎ、苦々しい声で吐き捨てる。 「……俺に、負けを認めろと？」 「そうよ。そして、主催者として攻略者に勝利宣言を。それでこのゲームは終わるわ」 「…………」 「そして、君のゲームが終わったら……私と、次のゲームをしましょう」 は？と、虚をつかれたように間の抜けた声を上げる十六夜。金糸雀は構わず続けた。 「だから次のゲームよ。そうね、次は私が主催者になりましょうか。君の用意したお金を使えばそこそこの舞台は調えられるしね。……ふふ。私が君に、本物の“主催者”ってやつを見せてあげるわ」 　どうかしら？と首を傾げる金糸雀。思わぬ方向に話が進んだ十六夜はポカンと口を開けて呆ける。呆れ返ったまま見つめていた十六夜は、ふと思いついたように呟く。 「なら……ゲームの賞品は？」 「賞品？」 「ああ。俺達二人だけのゲームならさっき言ったような工作なんてものはいらないだろ？」 「うーん、それもそうね。……なら、こうしましょうか」 金糸雀は十六夜に視線を合わせるように膝を折る。そして彼の紫紺色の瞳を見て悪戯っぽい口調で告げた。 「もし私が勝てば……私に口の悪い息子が出来る」 「…………」 「もし君が勝てば……私は一生、君の遊び相手になる。オプションで素敵な場所も用意しましょう。どうかしら？」 微笑みを浮かべて問う金糸雀。十六夜は難しそうな顔で腕を組んで悩んだ後、仰々しい物言いで頷いた。 「……しょうがねえな。このクソゲーの勝者はアンタだ、金糸雀。」 「ありがと。次は私が主催者として君を招くわ」 金糸雀はそう告げて十六夜の幼い手を取る。 　この二人のゲームは約二年にわたって続けられた。 国境を越え、大陸を越え、イグアスの滝の悪魔を探し、世界の果てを確認しに行った二人は長い旅路の最後に一つの福祉施設に辿り着く。 “星海の楽園” それは数多の才能を持つ少年、東雲十六夜を受け入れるためだけに造られた児童養護施設だった。 〇親友：朝陽 耀との関係 中学二年の春、朝陽耀が通う公立の中学校に東雲十六夜が転校してきたのが事の始まり。有余る才能故に孤立していた十六夜に対して耀が声をかけたことから関係が始まる。 転校当初、編入試験を満点合格をして編入してきたにも関わらず、学校に訪れたのは自己紹介をした時のみで遭遇確率はツチノコ並みとの噂が流れていた。 そんな彼に興味を持った朝陽耀は十六夜がよく訪れるとされる孤児院で待ち伏せすることで彼との接触に成功する。 最初こそ疎ましく思っていた十六夜だったが、耀の熱烈なアプローチにより十六夜は渋々一度だけ耀の実家が経営するとされる定食屋で食事することになる。その時、不運にも地上げ屋が定食屋に押収している現場に遭遇する。何とか地上げ屋を一時的に追い返すことに成功するが、次はもっと強硬手段でやってくると考えた十六夜は先に地上げ屋と繋がっている組織を潰したほうが先決だと思い、耀に提案する。耀の実家の定食屋を守るために立ち上がった二人は様々な手段を用いて地上げ屋と繋がっていた組織を破綻させることに成功する。 二人で共に苦難を乗り越えた経験から十六夜自身も耀のことを認めるようになり、以降、十六夜と耀は一生涯で唯一無二の友人となる。 〇後輩：慈 心響との関係 高校二年の春、東雲十六夜が通う私立の高校に慈 心響が入学してきたのが事の始まり。入学式の時、既に欠席を決め込んでいた十六夜がお気に入りの隠れスポットに行くと、そこには自分が通う高校の制服を着た見慣れない少女がいた。最初こそ高圧的な態度だった十六夜だったが、何度か会話を交わすごとに意気投合しすぐに仲良くなる。以降、友人である朝陽耀を二人で揶揄う日々を面白おかしく過ごしている。現在では休日に二人で出掛ける程度の「友達以上、恋人未満」の関係である。 ★持って帰ったもの 〇家族:ルシアン・レザ=ウォレル 職業:学生(放浪者ベース) 年齢:20歳 誕生日:10月16日 血液型:AB型 身長/体重:182cm/65kg STR:10　DEX:13　INT:15　CON:12　 APP:14　 POW：9　SIZ:15　EDU:13　ＳＡＮ値：44 〈回避:56%〉〈応急手当:60%〉〈隠す:45%〉 〈聞き耳:75%〉〈忍び歩き:45%〉〈追跡:50%〉 〈目星:55%〉〈運転(自動車):50%〉〈機械修理:50%〉〈言いくるめ:45%〉〈値切り:50%〉〈日本語:60%〉〈英語:65%〉 〇ノア 「ノア」と言う名前の猫を飼っている。毛色はさび色。瞳の色はペリドット色。毛並みはモフモフ。頭がいい。 〇清霊石の籠手（MP：4） ①武器に加工した場合、魔力の付与された道具として使用できるがMPを取り出し使用することはできない。 　また一回使用するたびに内部のMPが-1されていく。 ②一度だけMPをすべて消費する代わりに清霊石を向けた相手の記憶を任意に消去できる、ただし忘れさせることができるのは親密な関係にある相手のみである。 以上の能力を使い果たした時(MPが0になった時)、石は灰色になり砕けて使えなくなる。 〇濡羽の玉鋼（ぬればのたまはがね） 黒い金属の球体。大きさはピンポン球程度。 表面は高熱で融けたようにも、奇妙な紋様が彫られているようにも見える。 神格を除き、神話生物や超自然の存在の興味をひく物体。 戦闘中、所持していると彼らの標的となりやすくなる。 投げるなどして手放すと彼らの注意をそちらにひきつけることができるかもしれない。 使用すると壊されるため、効果は一度だけ。 このアーティファクトは0ヶ月後、「火刀烏」に孵化する。 経過までに壊れている場合は変化しない。 〇火刀烏（ひがたなからす） 命名：焔（ほむら） 黒い金属の球体から孵化した烏。 探索者の近くにいれば、セッション中一度だけ、【刀に関わる技能】を自動成功にできる。 刀に関わる技能は、戦闘技能のみでなく、刀剣に対する【目星】なども含む。 持ち込みや上記効果に関してはKPに判断を仰ぐこと。 探索者以外にはみえないかもしれないし、みえるひとにはみえるかもしれない。 黒と金を基調とした羽色に、紅と金が混じった焔の様な尾羽を持つ。 また、片言の人語を話す。（意思疎通するためモノのため、言語は問わない。） 〇夜鷹の涙 夜に煌く希望の星のように鮮やかな輝きを見せる宝石がはめ込まれたペンダント。 鷹の模様が宝石の中に描かれている。 たった一度だけあなたが全てを失いそうなとき護ってくれる特別なペンダント。 一度使うとただの綺麗なペンダントになる。 ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ《ネタバレのため閲覧注意》ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ ★通過シナリオ 〇君とすごした星の海で END：ハッピーエンド KP:夢吹/十前さん 同伴PC:水求香市 〇GOAT　SONG END：ハッピーエンド KP：九羅魔さん 〇死神に花束を END：ハッピーエンド KP：十前さん 同伴PC：若本匙夫、クラウディオ・フェルナンデ・ロレンツィオ 〇猫の小道 END：ハッピーエンド KP：ノアさん 〇Candy Game END:ハッピーエンド KP:ノアさん 同伴PC:十夜結希(KPC) 〇星巡アステリズム END：ハッピーエンド KP：ノアさん 〇白の追憶 END：トゥルーエンド-B- KP：九羅魔さん 同伴PC：堂本六郎、桐生莉沙 〇遥か遠くから遊星の友へ END：ハッピーエンド KP：SIN罰さん 同伴PC：和田健司、仲間佑、高瀬楓 追記：POWが１になるデメリットを受けた。 〇喫茶店 END：ノーマルエンド KP：ノア 追記：自分に付与されてるデメリットがなくなった。 〇星の瞬き END：ハッピーエンド KP：十前さん 〇地虫穴を出づ END：ハッピーエンド KP：十前さん 同伴PC：人吉善吉、相沢狂三、詩生都味 〇雨夜のおしゃべり END:ハッピーエンド KP：ノアさん 同伴PC：朝陽耀（KPC） 〇ロータスに捧ぐ END：ベストエンド KP:朔弥さん 同伴PC：朝陽耀、慈心響 〇水底から呼ぶ声 END：トゥルーエンド KP：ノアさん 同伴PC：小桜扇、鬼柳橘 〇星屑への祈り END：ハッピーエンド KP:九羅魔さん 同伴PC：慈心響、佐々々々々咲 〇見えない君と待ち合わせ END：Aエンド KP：ノアさん 同伴PC：朝陽耀（KPC） 〇星の神話エンドロール END：ベストエンド KP:甘薙草紙さん 同伴PC:小桜扇、月謌リヒト 追記:8年前の過去話。ルシアン(NPC)を連れて帰った。 〇悪霊の家 END：ハッピーエンド KP：ランサー 同伴PC：六道神士、ルシアン・レザ=ウォレル 〇月夜烏 END：紅は告ぐ、明ける様を KP：レス 追記：『AF：濡羽の玉鋼』を獲得。 〇学校の階段の怪談 END：生還エンド KP：さくぱんさん 同伴PC：慈心響 〇IN 950HPA END：生還エンド KP：レス 追記：POW+1成長 〇参拝道 END：Aエンド KP：レス 追記：STR+1、CON+1、DEX+3成長 〇知を孕む母よ END：Aエンド KP：結記さん 同伴PC：十夜悠夢 〇罪の重さを測り給え END:ベストエンド KP:ノアさん 同伴PC:六道神士、早川淳史 〇鳴動 END：ハッピーエンド KP：結記さん 同伴PC：谷賢、十理璃 〇アリアドネの救済 KP：結記さん END:生還エンド 同伴PC：言ノ葉栞、握野聖心 〇どきどき！アイドルが行く！クトゥルフ神話TRPG！第一章『これが俺らの初ライブ！？』 KP：結記さん END:パーフェクトエンド 同伴PC：星海瑠璃架、霧雨彩乃 〇不完全なる図書館 KP:スノホワさん END:ハッピーエンド 〇格闘王への道 KP:レス END:生還エンド 追記:職業技能を50点消費して「武芸(無手の術)」を習得 〇リトルバードの埋葬 KP：さぬまさん END：グッドエンド 同伴PC：多由田学、桐野燈斗弥 追記：POW－1 〇おい脳筋探索者！そこの君だよ！ねぇ聞いてる！？ KP：翡翠ママ END：生還エンド 同伴PC：南瓜子 ★知り合った人物 水求香市(veruna1313さん) 若本匙夫（veruna1313さん） クラウディオ・フェルナンデ・ロレンツィオ（ノアさん） 十夜結希(ノアさん) 和田健司（てりやきドラゴンさん） 仲間佑（ふぉすさん） 高瀬楓（スノーだるまさん） 堂本六郎（veruna1313さん） 桐生莉沙（十前さん） 人吉善吉（れんささん） 相沢狂三（veruna1313さん） 詩生都味（十前さん） 朝陽耀（ノアさん） 慈心響（ランサーさん） 小桜扇（ランサーさん） 鬼柳橘（結記さん） 佐々々々々咲（種さん） 月謌リヒト(ノアさん) ルシアン・レザ=ウォレル（甘薙草紙さん） 十夜悠夢（ノアさん） 早川淳史(minamiさん) 谷賢（veruna1313さん） 十理璃（ランサーさん） 言ノ葉栞（ノアさん） 握野聖心（さくぱんさん） 星海瑠璃架（ノアさん） 霧雨彩乃（さくぱんさん） 多由田学（すかすかさん） 桐野燈斗弥（菌類さん） 南瓜子（ぱんぷきんさん） ★遭遇した怪物・神話生物 ユニコーン 黒い仔山羊 死神 星獣 グール ショゴス 遊星の生命 イースの偉大なる種族 飛行するポリプ 小さなルーメン チャウグナー=フォーン チョー=チョー人 グラーキー SCP－2316 ウボ=サスラ ヨグ=ソトース ウルム・アト=タウィル イゴーロナク 下級の異形の神たち ミ=ゴ アザトース ムーンビースト ビヤーキー ニャルラトホテプ ★倒した怪物・神話生物 グール ショゴス 遊星の生命 飛行するポリプ チョー=チョー人 グラーキー 下級の異形の神たち ミ=ゴ ムーンビースト ビヤーキー ニャルラトホテプ ★習得した魔術・呪術・特殊能力 〇流星(炎の大罪） オリジナル魔術。 呪文の使い手は業火に身を包まれ、非常な苦痛と引き換えに、対象に大きなダメージを当たることができる。 その呪文をかけるためにはの12マジック・ポイントと1D10のＳＡＮ値と全ての耐久値を捧げる。 使い手の全ての耐久値が炎により失われるのに4D4ラウンドかかり、耐久値が0になった時に失われた耐久値の10倍のダメージを与える。この呪文が使われている現場を見た者は1/1D3ポイントの正気度を失う。 〇イタクァの退散(改版) 呪文の使い手およびそのほかの参加者には、任意の値のマジック·ポイントのコストがかかる。 また呪文の使い手は2d10正気度ポイントを喪失する。 この神格が到着したときには、さらに正気度ポイントの喪失が起こる。 この呪文は大きな雪の塚の上でかけなければならないが、今回は通常の地上で行えるように加工したために正気度の喪失が大きくなっている。 なお、呪文は以下に記す魔法陣の上で唱えることで通常の地形の上でも完成される。 ★習得した武芸一覧 〇無手の術:破魔の拳 自身のターンの始めに宣言して使用。 スピリット(“幽霊”などの物理的な干渉が出来ない存在)に対して攻撃を行う場合のみMPを1D3消費して使用が可能になる。 スピリットに対してダメージを与えられるようになり、〈こぶし〉のダメージに+1D4する。 比叡山炎上P.44参照。 〇無手の術:鉄拳 自身の〈こぶし〉のダメージが「1D3」から「1D6」になる。 比叡山炎上P.44参照。 〇無手の術:徹し 自身のターンの始めに宣言して使用。 1D6のMPもしくはSANを消費する。 相手に〈こぶし〉による装甲無視攻撃を行う。この攻撃のダメージに自身のPOW分を上乗せされるが、ダメージボーナスは適用されない。 この攻撃によって相手が1点でもダメージを受けた時、相手はショックロールを行う。相手がこのショックロールに失敗した場合、相手はスタンする。 比叡山炎上P.44参照。 〇無手の術:投げ 自身の回避行動時に宣言して使用。 1D3のMPを消費する。 自身が〈キック〉〈組み付き〉〈こぶし〉〈頭突き〉による攻撃の対象となった場合、〈回避〉の代わりに〈組み付き〉で回避判定を行う。成功した場合、さらに自身のSTRと相手のSIZで対抗ロールを行う。対抗ロールに成功した場合、ダメージを無効化にして相手を転倒させる。 〈組み付き〉に失敗した場合、そのままダメージを受ける。対抗ロールに失敗した場合、ダメージの半分を受ける。 比叡山炎上P.45参照。 〇無手の術:連続攻撃(選択:こぶし) この術を使用する時、70%以上の〈キック〉もしくは〈こぶし〉を選択する。 1D6のMPを消費することで、選択した技能での攻撃を1Rに二回行うことが出来る。 比叡山炎上P.45参照。 〇無手の術:気絶攻撃 自身のターンの始めに宣言して使用。 1のMPを消費する。 自身の〈組み付き〉もしくは〈こぶし〉による攻撃のダメージを0にする代わりに、相手はショックロールを行う。ショックロールに失敗した場合、相手は気絶する。 比叡山炎上P.45参照。 〇無手の術:崩し 自身のターンの始めに宣言して使用。 1D3のMPを消費する。 〈キック〉もしくは〈組み付き〉の技能値の低い方で判定を行う。成功した場合、相手は[CON×3]でロールを行う。このロールに失敗した場合、相手はスタン。 比叡山炎上P.45参照。

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