タグ： うすい みなと

臼井　湊(25) 新人画家。日本画も西洋画も好きだが、本人の専攻は油絵。 背が小さいことと、あまり力が強くないことが悩み。 両親は湊が10歳の時に離婚済み。湊を引き取ったのは母。 大学卒業と共に家を出て、母のいる実家ではなくとあるマンションの一室にアトリエ兼一人暮らしの部屋を持つ。作品の売れ行きは新人にしてはそこまで悪くなくネット上でコアなファンもいて、稼いだお金で全国をフラフラしながら小さな個展を開いてる。高校卒業と共に意図的にか、音信不通になった父を探しながら。 思い出の品は筆。幼かった頃、今の自分と同じように画家をしていた父から買ってもらったもの。当時は自分には大きすぎた筆。今では手に馴染むようになったけど、普段は画材鞄の奥でどうにも使えないでいる。 こぶし→運動不足解消かつストレス発散にジムに通ってたたまもの。 応急手当→作品を描いてる最中の散らかった部屋で転び続けて、それを手当てしているうちに身についた。 隠れる→幼い頃に喧嘩してばかりだった両親から身を隠していた。 心理学→両親の顔色を見ていた。両親の離婚が自分のせいかもしれないと思って、大学生になってからは油絵を学ぶ傍ら心理的な勉学にも励んでいた。人を刺激したくない。 画家をしているときは本名の「臼井」ではなく「白坂」を名乗っている。前者は母方の、後者は父方の苗字だった。見つかるようにと、もし父がいたなら少しでも目に止めてもらえるようにと父方の名字を名乗っている。

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