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「天才故に凡人たる異常妄執の病」 一人称：僕 口調：やわらかめ。〜かな、みたいな感じ 幼馴染の呼び方：はじめ かつては大人になりきれず、子供でもいられなかった青年だった。 少しやれば大体のことはそつなくこなせた。 周りの期待に応えるように生きてきた。 一番を取ることに意味がある、そうでなければ褒められない、そうでなければ認められない。 天才でない自分に意味はないと思っているため天才である自分に執着していた。 自分から進んで何かをすることはあまりなく、義務感こそ感じれど達成感というものをあまり感じたことはなかった。 そこまで感情の起伏は激しくなく、他人の感情の機微をとらえることも苦手。 自分のステータスが全てではないゲームが好きで、将来はプログラマーになりたいと思っていた。 周りの期待、信頼もあるし少し努力をすれば大体のことで一番になれた。 こんなに満たされているはずなのに、幼馴染は自分より明らかに劣っているはずなのに、自分は幼馴染より劣っている気がしてならなかった。 そんな幼馴染を羨ましく思い、それ以上に劣等感を抱いていた。 これからも炉技には罪悪感を抱いて生きていく。 才能を、可能性を全て奪っていたのだから。 こんな人間が隣にいていいのか、後ろめたい気持ちはぬぐえない。 それでも彼が自分を友達だと言ってくれる限り、友達でいたいと、友達だと思えるようになった。 シナリオ「空理空論」 部屋から出るために自分に何かが増えているような気がするがほんとうに増えたのか、増えたとしたら何が増えたのか覚えていない。 それと同時に炉技から何かが欠けたような、そんな気がする。 かつての佐藤と暮らしていた家族には勝てないかもしれない、それでも彼と一番同じ時を過ごした友人は自分だと思っているから、炉技の欠けてしまった何かを共に埋められればと思っている。 HO:天才 あなたは天才だ。全てにおいて人よりも秀でている。決して凡人ではない。あなたは SIZ 以外のステータスを必ず 14 以上にし、最低でも SIZ 以外のひとつのステータスを最大値に する。最大値のステータスはいくつでも構わない。 EDU のみ年齢の問題で 14 以下になってもいいが、その際、EDU は年齢-6 の値に固定と なる。 加えてあなたは何か一つ才能と呼べる技能を 90%以上の値で獲得しなくてはいけない。そ の技能には初期値に+50%の補正がつく。 なぜならあなたは天才だからだ。 でも、それはかつての姿。 自分は幼馴染の天才であった炉技 一と精神を交換し得た能力だった。 再び精神を交換し佐藤 均の、凡人の姿へと戻った。 精神を入れ替えたことに対して自分は悪いと思っていない。 自分の存在意義は天才であることだった、それならばその天才であることを幼馴染から奪ってしまった自分はどれだけ罪深い存在なのだろうか。 劣等感は当然だ。だって本当の天才は彼なのだから。 交友関係や家族との仲などといった人間関係をある程度整理したら自分は消えるつもりだったが自分が必要、と言われたことが嬉しくて、こんな自分がいてもいいのだろうかと葛藤しながらも幼馴染と共に暮らしていく。 HO 凡人 あなたは凡人だ。どこにでもいる、普通のつまらない存在だ。決して天才ではない。あな たは全てのステータスを 12 以下にする。そしてあなたは技能値を 65%より高い数値で取得 してはいけない。なぜならあなたは凡人だからだ。 HO 凡人(秘匿 HO) あなたは記憶喪失だ。六歳以前の記憶を全て失っている。父と母曰く、目が覚めると言語 も何もかも全てを忘れていたらしい。特に前兆と思われるものはなかったようだ。 また、あなたの記憶喪失はあなたの家族以外誰も知らない。友人も、もちろん幼馴染であ る HO 天才にもだ。上手く両親が誤魔化してくれたらしい。 (HO 天才に対する感情は PL が好きに設定しても良い。 ) 幼馴染の事が大切で大好きだが、同時に一緒に居ると劣等感を感じることもある。 記憶がないことも相俟って、時折ふらりとどこかへ行きたいという衝動に駆られてしまう。 今は長時間の散歩程度で済んでいるが、いつか消えてしまうかもしれない自分が怖い。 周囲には歩くことが好きということで誤魔化しているが、病弱なため止められることが辛い。 部活は帰宅部、流されるままに生きていたい、自分の意見は言わない（言えない） 一人称は僕、若干の人見知り、何処にでもいそうな高校生男子、眼鏡。

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