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しおつき さよ 「ご、ごめんなさいっ……！ボクなんか、やっぱり居ないほうが……」 「ウィルさんの手、大きくて……温かいです……」 「星を見るのが好きなんです。星を見ていると気持ちが落ち着きます。……嫌なこと……全部忘れられる」 「何でもします……貴方のためなら……」 アルビノの青年。 気弱で声が小さくいつも自信なさげに少し背を丸めて相手の表情を伺うタイプ 気弱そうに見せて言うべきところは言うタイプ……でもない。本当に気が弱い(POW5) 身体を売って稼いでいる(職業ベース:2015ホスト) 北欧出身の母と日本人の父親の子供。 母親は物心がつく前に死んでしまった。 だから大事なことは全て父親から聞いて学んだ。 母親の死は仕方のなかったことだと。 父親は何よりも大切な存在だということ。 だから父親の言うことは絶対だということ。 「お前は綺麗だね」 「綺麗だから父さんの女の子になりなさい」 望まずとも伸ばされた銀の髪は丁寧に結われ、 ズボンの代わりに上等な絹地のスカートを着せられ、 どことなく感じる不快感も気の所為だと押し倒されて、 毎夜彼は父親に女にされた。 身体が跳ねる度、湿った喘ぎ声が響く度、心の傷は開かれながらもその純白の身体は悦に浸されていった。 身も心も穢し尽くした父親が突如病に倒れ命を落としたのは小夜が14になったある冬の日の朝だったが、その頃にはもう他人の人肌無しには生きられない身体になっていた。 だが他人を求める身体とは裏腹に心は完全に塞ぎ込んでしまうように。 父親の死後は親戚の家に引き取られるものの明らかに厄介者扱いをされ高校卒業後早々に家出をし男相手の夜の仕事をするようになった。 ウィリアムさんと出会ったのは小夜の上司(仕事の依頼とか持ってきてくれる人？かな？？)の櫻下先輩(30代女性)が通っているというホストクラブにたまたまわけあって着いて行ったのがきっかけ。 初めて出会った時はコミュ障こじらせてろくに話せなかったものの何故か彼にどこか惹かれていくものがあり、何度か会っていくうちに自身の恋心を自覚。 その後も彼と出会い話してなんやかんやアレソレがおきたりおきなかったりして紆余曲折を経て現在は恋人として付き合っている。 .

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