タグ： 帝都心中

誕生日：3/13。 帝都にある作家たちの集合住宅地に住まう文士（作家）。 ざっくり言えば飄々とした掴み所のない性格。 なんでも卒なくこなす非凡さにも関わらず、本人が飽き性ゆえに職は定まらず幾つもの土地や職場を転々としてきた。 そんな性格のせいもあって、文士仲間は海人がいつ別の仕事についてしまうのかハラハラしているとかなんとか……。 生い立ち： 　八森村で生まれ他の探索者たちや川田と過ごしていたのは、およそ14歳までだった。 　慧正が13歳になる少し前から家族は次々に謎の奇病を患っていき、15歳になった年には家族は誰1人残っていなかった。 孤独の身となった慧正だが、しかしその非凡さゆえに職には困らずに済んだ。 　17歳の頃、海辺の田舎町で過ごしていた慧正は滅多に起こらない豪雨とそれによる荒波に飲まれてしまい、遠い土地、ベトナム（当時はフランス領）に辿り着いてしまった。 独学でフランス語を学び生き長らえながら日本へ戻る術を探し、21歳になった頃、無事に日本へ帰ってくる事ができた。 （ここら辺はかなり適当に思い描いてます） 　そうして、そんな長い旅路を書物にしたら面白いのではないかと考え、伊狩 壮（いかり そう）というペンネームで物語を書き始めた。 　思いの外慧正の書く小説は人気を得て、それなりの生活ができるようになっていき、文士仲間の一人に勧められて帝都に引っ越してきた。 そして、帝都のミルクホウルで出会ったのがフミである。彼女の幼げな容姿と健気に頑張る姿に、どこか自分の旅路を重ねた慧正は、彼女に恋をした。

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