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探索者特徴　２－２　影が薄い 「続いてのニュースです。１０年前に起こった連続殺人事件に進展がありました」 街角のテレビからそんな声が耳に入った どうせ大きな進展ではないのはわかっている あの事件を起こしたのは私だ 当時はニュースや新聞で大きく取りあげられていたのを覚えている 私は当時酷いいじめにあっていた 私はそいつらを同じ目に合わせたかった 1人目で私はミスをした 殺してしまった こんなに人が脆いなんて思っていなかった だから、全員殺すことにした 1人も７人も変わらない 1人は両手の爪を剥いで頭をハンマーで殴って殺した 1人は大量の睡眠薬を飲ませてナイフで刺して殺した 1人は長い髪の毛を切ったあと首をしめて殺した 1人は大量の虫を食わせたあと舌を切って殺した 1人は裸で動画配信させたあとビルから落として殺した 1人は男に売ったあと笑いながら殴り殺した 1人はガソリンをかけて焼き殺せなかった 奇跡的に生きていたらしい だが、その時のショックで記憶喪失になっていた 私は誓った こいつの記憶が戻ったら殺そう 私は演じ続けている 彼女の親友を 1人だけこの事実を知っている人がいる 私の雇い主であり本当の親友 彼女には居場所をもらった新しい名前ももらった 「毒島　林檎」 これが今の私の名前だ 彼女は笑いながらこう言った 「白雪姫は毒林檎で一回死んでしまった。でも王子様に助けられて実母に復讐できたんだよ 　だから、あなたが恋人を見つけて復讐を果たすまで、あなたは毒林檎」 おっと、思い出に浸りすぎましたね さて、今日は主人と親友とパーティです 忙しくなりますね 彼女は過去に囚われている 解放出来るのは誰？

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