タグ： V-melo

[設定] 　物心つく前に、両親がオーヴァードの戦闘に巻き込まれ死に、俺と妹の理紗はＦＨの養成所に引き取られた。理紗はレネゲイドに適性があったのかその時の事件で覚醒。しかし、ＲＣの訓練でレネゲイドが暴走。それにより大爆発が起こり、理紗は死んだ。理紗を存命させる方法があると言ってきたのはその時たまたまいた研究者だ。そいつによると理紗のレネゲイドは特別で自我を保ったままＡＩとして生き続けることが可能だという。そして、そのためには俺の中に理紗のＡＩを埋め込む必要があるらしい。すぐさまそれを承諾し、理紗の移植手術が行われ、その時、理紗のレネゲイドウイルスが体を浸蝕し、覚醒した。 　その後はただの訓練の日々が続いた。だが、ある日ＦＨの実験施設のチルドレンたちが結託してＦＨに反旗を翻した。俺はそんな馬鹿なことを見過ごすわけにはいかず単身奴らの元に殴り込み、奴らの野望を阻止した。居場所を失い、そして復讐も果たせず、死んだ目をしているそいつらに俺はただ、「生きたいと願うなら着いてこい。俺が何とかしてやる」そう言った。そいつらは俺に多分何となくついてきただけだったのだろう。俺はそいつらが自分の欲望を見つけられれるように帰れる居場所を作り、俺は何もないそいつらが自分の色を持つことを願った。共に過ごした結果だろうかいつしかそいつらは俺を慕い、自らの欲望を見つけようとする者。叶えるために強くなろうとするものが出てきた。それからさらに、そいつらの願いの手伝いをしながら幾月の時が流れ、ＦＨ上層部から、マスターエージェントの称号とセルの設立許可書が送られてきた。「こんなものいらないだろう。」そう思い捨てようとしたが皆は「私たちの全てはあなたと共にあります。どうか私たちの主となってください」そう懇願された。 　凌空「おいおい、俺は自分のやりたいようにやってる自分勝手な奴だぞ？」 　皆「だからですよ。私たちが色（個性）を持てたのはあなたが色を示してくれたからです。そして、あなたが私たちを必要としてくれているから、私たちもあなたをお慕いしているのです。」 　凌空「そうか。なら、俺達揃ってのコードネームだな・・・俺はこの名にお前らという誇り宿して高々に名乗ろう」 　凌空「俺は混色の果て！”マスター・ブラック”だ！」 　FHセル「混色(アーメス)」が設立され、凌空がセルリーダー兼マスター・ブラックとなった瞬間だった。 　凌空はセルの皆と過ごす日々を満喫しながら、高校に通っている。学歴は大事だと、理紗とセルの皆がうるさいからだ。まあ、何だかんだ楽しませてもらっているから皆には感謝してる 　皆は口々に俺の事をこういう。 　「マスターはきっと誰も裏切らない」 　「闘って、闘って、傷ついて、倒れて。それでもーなお立ち上がって、前に進み続ける」 　「その背中が頼もしく、そして、とても脆く見える」 　「だからこそ、あの人の後ろには私たちがいなくちゃいけないんだ」

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ