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・使用ルールブック クトゥルフ神話TRPG、クトゥルフと帝国 ・職業 怪盗：夢を持ち、盗みを働く帝都の星。 ・キャラクター紹介 その女は、星降る夜に唐突に現れ、予告状を突き付けた。 月の出る夜はヤツに気を付けろ。何故ならば、月に見惚れている間に、君の手元の"お宝"は消えるのだから その名を怪盗「月影(シャドームーン)」。闇に紛れ、一滴の血も流すことなく、狙ったお宝は確実に手に入れる。 ーーーーー以下、大正浪漫X2Uのネタバレありのため注意ーーーーー 【PC１怪盗】 あなたは無名の怪盗だ。次のあなたのミッションは＜豪華客船・日之 出丸＞で行われるオークションにて、一番の宝を手に入れることだ。 【 作成ルール】 シナリオオリジナル 変装、拳銃、芸術（イカサマ）、聞き耳、隠れる、忍び歩き、博物学 【以下から１つを選択。目星、言いくるめ、心理学、回避】 【秘匿HO】 「夢をもつ怪盗」 あなたは孤児として、親の顔も知らず帝都のスラム街で生まれ育った。 幼少期は銀幕（映画館）で「ルンペンネズミ」と蔑まれながら過酷な下働きをして暮ら していたが、今から10年ほど前、その銀幕で火事が起こった。たくさんの仲間が火にまかれ、あなたも死にかけた。 しかし、雇用主は溜め込んだ金品を持ち出すのに必死で奴隷の命には目もくれず、 人命救助に来たはずの警察は、雇用主ら金持ち連中から日頃賄賂を受け取っていることで雇用主らとともに金を運ぶばかり。仲間たちはみんな見殺しになり死んでいっ た。銀幕でたくさんの映画を見て育ち、変装が得意だったあなたは、腐った金持ち連中ら へのアンチテーゼとして、怪盗になることを決意した。それから10年が経った今、あなたは世間を騒がす怪盗としてその名を知られる事とな るだろう。 「月影(シャドームーン)」は、ただ盗むだけの怪盗ではない。 銀幕の登場人物のように、盗むことで夢や自らの目的を全うする怪盗なのだ。この物語でのあなたの本当の目的は、 「豪華客船の中で一番の宝を盗む」ことである。 ・夢について 彼女の夢は帝都のスラム街に住む子供たちを保護する大きな家を建てることである。ルンペンネズミであった時代に限らず、彼女はスラム街に住まう子供たちと繋がりが強い。自分と同じような思いを未来のある子どもたちにして欲しくない。心優しい彼女は、その一心で盗んだお宝を換金し、それを使って子どもたちに食べ物や生活のための品を与えている。つまりは義賊と言える。盗んだことによって得たお金の殆どはスラム街の子供たちのために使っていると言っても過言ではない。この事で、子供たちからは半ばヒーローのような扱いを受けている。子供たちが自分をシャドームーンと呼んで慕うことについては気に入っており、自分が盗みに入った時のエピソードなどを子供たちに聞かせるようなことも多い。総じて、彼女は子供が大好きである。自分とは違い、少しでも明るい道を歩んで欲しいが故に、彼女は今日も怪盗としての活動を続けている。 ・怪盗としての特徴 シャドームーンは盗みに入る前には必ず予告状を出す。これは、自分の名前を知らしめるための行為であると同時に、ルンペンネズミ全員の意思を継いだ怪盗として、死んでいった仲間への意思表示でもある。また、銀幕で培った知識があるため変装が大の得意であり、場合によっては別人に見えるほどに完成度の高い変装技術を持つ。更に、自己開発の奇妙なアイテムを持っており、これらを駆使して盗みを行う姿が目撃されている。とはいえ、まだ駆け出しの怪盗であり、いつかは帝都中に名を轟かせる大物になって、子供たちを喜ばせたいとも思っている。 ・お守りについて 彼女がいつも肌身離さず携帯しているお守りは、その昔、劇場に居た際に拾った観客の忘れ物である。2つセットであったことから、彼女はルンペンネズミ時代に交流の深かった友人とお揃いで携帯していた。しかし、劇場が火事になった際に友人は生死不明となり、彼女が見つけられたのはこの焼け焦げたお守りだけであった。まだ友人は生きているのか、はたまたあの火事で亡くなっているのか。その事実は彼女には分からない。それでも、友人の居た証を彼女は常に持ち歩いているのである。天国か地獄か、はたまた現世かは分からないが、きっと何処かで自分のことを見守ってくれているはずだと信じて。彼女は今日も怪盗として帝都を駆け抜ける。 キメ台詞は「月下を駆ける我が御影には、何者であろうと追い付けない。」

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