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信桜 哲 (しのさくら てつ) イメソン： Lemon / 米津玄師　PAIN / DUSTCELL モチーフ：⛓ 参考キャラ：なし 21歳/警察官(2010)/7月20日生まれ(向日葵：”崇拝“) 初登場：『初恋生ストックホルム症候群』 ＊職業特記：制服を着ているか、警察手帳を掲示すれば《信用》と《説得》に＋20％のボーナス。ただし、なんらかの理由で警察に敵意を抱いている者にはこの限りではない。 ▽特徴表 5-5 【おおらか】 嫌なことをすぐに忘れられる。精神科クリニックや療養所などでの正気度ポイントの回復が＋1増加する。 →ふわふわてっちゃんの能力。しかしその実、忘れるというか、“過ぎたこと”として簡単に処理できる感じ。少し冷たく感じるかもしれないな。 4-3 【異性が苦手(D)】 どうしても異性とうまく話ができない。異性に対する《言いくるめ》《説得》《信用》にそれぞれ-10％。 →過去のせい。女性にはいい思い出がない。変に気遣いがちだし、ぎこちなくなる。 ▽設定 「あれ、どうしたの？道に迷っちゃったの？……あ、僕は信桜哲、この街の警察官です！」 「やったあ李誅くんのオムライス！頑張って仕事してきてよかったあ、楽しみ〜」 「僕が、僕自身の手で、頑張って決めたことって……大抵、上手くいかないんだ」 いつも猫背でゆったり構えてて、迷子の子とか高校生に構われてる新人警察官さん。 女子高生を強盗から無理矢理助けてから街のヒーロー扱いされてる。褒められるの慣れてないから苦笑いしがち。 のらりくらり、ゆらゆらしながら生きてる。 喧嘩は好きでも嫌いでもない。けど、道理に反してる人間をぶっ飛ばすのは仕事・義務であり、そして自分にはそれが出来る力が十分にあると思ってる。正当な理由で闘う。 無闇にぶん殴ったり蹴っ飛ばしたりしない、考えて喧嘩ができるタイプ。 体格もよく頭もいい哲は自分が育てるのだと、叔母はよく両親に怒鳴りつけていた。両親は必死に叔母から哲を守っていたし、それを知っていたから哲も外出を控え、自宅に籠っていることが多かった。 しかしそれが裏目に出て、叔母が家に侵入。誘拐される。 連れていかれた先は行ったこともない叔母の家だった。目が覚めたら知らない天井、という流れは身をもって経験している。 当時13歳だった哲は、脱出を試みるも失敗し、思い通りにならない自分に対して癇癪を起こした叔母にぶん殴られ怒鳴られた。この経験で大人、特に女性に苦手意識を持つようになる。 家も割れていたし、大方誰が犯人かなんてわかりきっていたので、犯行は半日足らずで収束。太陽が沈みかけた頃に無事に助け出される。頬や体に痣を作って、それでも泣かずに出てきた哲を、両親は酷く可哀想に思っていた(暴力に対しての恐怖をすこーし抑えてみようって思った結果です)。 腫れ物扱いされて、ちょっとクラスから浮いた時、無言でそばに居てくれるようになったのが、唯一の彼女さん。 長い髪にメガネ、いつも無表情で、窓際で本を読んでた。けど、酷く柔く笑う人だと、そこからの5年間で知ることとなる。そして同時進行で彼女さんへの虐めも始まる。 ずっとずっと虐めを耐え抜いていた彼女の変化に気がつけなかった自分を酷く嫌っていたけど、彼女さんとの“約束”で立て直した。そして今に至る。 彼女さんはすごく素敵な人だったけど、いじめが原因で電車のホームに飛び込み自殺…後に他殺だと判明（加害者のいじめっ子集団は総じて逮捕されている） 。 自分の前では柔く笑ってたあの人を、片時も忘れたことは無い。忘れたくない。未練はもうない、けど、時々懐かしそうに記憶のページをめくる。

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