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藪蛇　HO2　 シナリオロイス:No.5　推奨感情:懐旧/悔悟 カヴァー/ワークス:指定なし/指定なし 【概要】 君には過去の記憶に一部欠落している部分がある。しかし、何処かの研究所で四人の仲間と共に実験を受けていたことは胡乱に覚えていた。(研究所に入れられる以前のことは自由に設定してよい)。君達はお互いを番号で呼び合っており、君は『No.1』だった。しかし研究所が事故で壊滅した際に君以外は行方不明になってしまった。 そんな折、君の前に『No.5』と名乗る少女が現れる。君は彼女から話を聞く中で、街にジャームが潜伏していることに気付き、PC4の元に向かった。 また、君は実験の影響で感情や欲望が希薄だった。今はどこかの家庭や組織に拾われているため、多少は改善されているかもしれない。 シナリオ中に白兵武器が手に入るため、白兵型を推奨 研究所が事故により壊滅した後。気が付けば行き倒れたところを『夜桜家』という家に助けられていた。以後、夜桜我妻の好意(多分)によって高校へ通っている。 瀬々倉光葉には記憶が無い。壊滅した研究所で行われていた実験の事は朧げに想起することも可能だったが、思い出せるのは番号で呼び合っていた仲間達のみ。 しかしそれよりも、研究所に至るまでの己の根源が、存在のルーツが彼女には存在しなかった。研究所より過去の記憶を、何も思い出す事が出来ない。研究所が消えた時点での彼女の所持品は、研究所でもずっとつけていたペンダントと、着ていた衣服のみで、身分証の様なものも特にない。 幸い日常生活に支障は無かった。というのも、失われたというのは所謂「エピソード記憶」というもので、『思い出』だけが存在しないのだ。 確かに勉強したのであろう知識や、今までで培って来たのであろう人間社会を生きる上での常識。そういった事柄は頭にキチンと残っている。しかし、彼女はそれをどうやって積み上げて来たのかを思い出せない。 実験によって感情や欲望が希薄。しかし、夜桜家に拾われたこと、そして本人も『こういう時は、こういう感情を抱く』という事は̪知っているので、表面上は普通の女子高生にも見える。客観的に見た場合彼女は礼儀正しく、素直で、朗らかな雰囲気を醸し出す少女でしかない。 実際の所は知識や体が覚えている事を実践しているに過ぎなく、自分を拾ってくれた夜桜家の人間、ひいては夜桜我妻に対しては常人程度の情があるものの、他人に対する情動を彼女が抱く事は殆ど無い。それはオーヴァードの力を強く扱っている時ほど顕著に表面化し、普通であれば倫理観や常識、ヒトとしての情に邪魔されて取れない様な行動を平然と取る。そう言った行為が好み、という訳ではなく、ただ目的の為に合理性を追求してしまうだけである。 例を挙げるとすれば、味方や自分が敵の攻撃を受けそうな時。別の味方を盾にする事で相手の隙を付く事が出来ると言うならば、彼女は何の躊躇いも無く、味方を盾として扱う為に力を振るうだろう。 拒否可能なレベルの力しか行使しないのは、彼女の体が残した最後の良心かもしれない。が、実際に拒否された場合は珍しく本来の感情を表に出し、不快な表情をする。 これは完全に合理性を追求した結果である為、もしも『そうしない方が合理的』と感じた場合、普通に戦う場合も多い。というか普通は味方に損害が出ない方が良いし、単純に疎まれる事も彼女は理解しているので、必要に迫られて、という面はある……筈である。（但し、『疎まれるのは知っているが、何故その上で合理性を取らないのか』は理解できていない） そんな彼女の感情を強く揺さぶる事が出来るとしたら…それはやはり研究所を含む、自身の失った記憶に関わる事柄なのだろうか。 個人としての戦闘スタイルは、長めの警棒を使った接近戦を主としている。……が、彼女に武道や喧嘩の知識や経験は皆無。記憶にはないが、過去にもそういった訓練等はしていないようだ。 その為彼女は戦いの際、己の【感覚】のみで獲物を振るう。戦いの経験は無くとも、彼女はその類まれな才と、オーヴァードとしての力によって『どうすればより効率よく敵を倒せるか』を感覚のみを頼りに素早く導き出してしまう。 その為なら味方を盾にすることも厭わないし、相手の死角から一方的に攻撃することも厭わない。その方が合理的だからである。 シンドロームに当てはめると彼女はオルクス/エンジェルハイロゥ/サラマンダーという、珍しい部類に入る。 己の領域内でならば、武術の奥義等として知られる縮地などをレネゲイドの力によって容易く引き起こし、また、領域内の水分を操る事もある程度ならば可能である。 光の屈折から闇を操り、水分操作や縮地と同時に使う事で相手を幻惑し背後を取って、急所を狙った一撃。仕留められなくとも、直接冷気を叩きこむ事によって、痛覚を刺激し見た目の数倍の痛みを生み出している。 また、本人も良くわかっていないが、『呪詛』の力を行使できる。相手の行動を制限することに長けていて、回避を封じたり攻撃を失敗させたりと汎用性は高い。（これに関してはPLも良くわかってないですがHO指定に憎悪があるようなので、シナリオに対象が出てくる物と仮定。その人物に対する憎悪から行使可能な力ということにしておきます。違うようならその時シナリオボスを憎悪する理由を考える） 本人は全く意識していないが、呪詛の力の根源は自身のペンダントにある。というか彼女自身がこのペンダント(正確にはトップについている海鳴の石板)に呪われており、外せない。そこに蓄積されていく己の憎悪から呪詛の力を行使している。彼女が特に合理的な行動をとりたがるのはこの遺物による影響も大きい。 好きなものは合理性、嫌いなものは理解できないもの。趣味は人間観察で、暇な時間は誰かを見に行く行動をとる事が多い。 彼氏に処女か尋ねられたら真実はどうあれ処女だと答えておくタイプ。(その方が相手が喜ぶため合理的と判断する) 特に彼氏もいないし実際の所どうなのかはPLも教えて欲しいくらいだが記憶が無い為闇の中。でもハニトラが合理的に敵をつぶせると思ったらやると思う 口癖は「非合理的ぃ」

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