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「成程成程。もしかして、君は馬鹿なのかな?」 「人の"ツキ"には限界がある。裾を引いて気付かせるのが、俺の仕事さ」 もうすぐ四十路のUGNエージェント。今回、雪代市の支部長に就任することとなった。 少々の運気操作と、少々の高速演算を行える、平凡なエージェント。 だが、恒常的な侵蝕率の低さと、取り憑いている"娘"の力が、長谷部の存在を非凡なものにしている。 現実主義的で辛辣な言い回しをするが、面倒見はいい。 一般人への被害を抑えることを前提とするが、同時に仲間の"帰還"を第一に考える。 死んだ娘を元にしたレネゲイドビーイングが取り憑いている。 通常の方法では知覚できないが、エフェクト等を用いれば、長谷部に付き添う少女の姿が見えるだろう。 長谷部はこの隣人を"もうひとりの娘"として扱っている。 "娘"の力を借りることにより、一時的にエフェクト出力を高められるほか、他人のレネゲイドに直接干渉できる。 前線に出る場合、強力だが侵蝕率の高い味方のレネゲイドを沈静化させつつ、援護射撃を行うのが彼の仕事である。

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