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「私は闇夜を穿つ星の騎士、ナイトバスターX。」 豪快で武人のような性格のベテランのヒーロー。星剣オーラという、所持者の闘気を放つことができる特別な剣を持っている。 紀章はレネゲイドウォーを体感し、自身の力の無さを痛感した。 一時ヒーローを辞め、力を求めて各地を巡る中で、彼が目を付けたのは、苛烈な断崖の天辺に祀られているという「星の剣」だった。 彼は満身総意で断崖の上にたどり着く。しかしそこにあったのは祭壇だけであり、祀られているはずの「星の剣」の姿はどこにもなかった。 失意の紀章は、その場に倒れこむ。もはや断崖を降りる体力もなく、そのまま抗えない眠りへと落ちていった。 夢の中で紀章は浮き上がり、空へと溶けていく。虚ろな意識の中で満点の星空を眺めた紀章は、自分が力を求めることに躍起になるうちに、空を見上げることすらも忘れていたことに気づく。 そして彼は星々の美しさに、思わず手を伸ばす。 その瞬間、彼の手に光が満ちる。そう、断崖の天辺とは天上の星のことであり、求めるものはそこにあったのだ。 夢から覚めた紀章の手には星剣があった。そしてその眼は星の光に染まっていた。 「ソードバスターX」完全詠唱 今、運命の交わりし時 天元の空を超え、最果てへ届けよう 流転の星へ届け ソードバスターX

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