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上水詩 連燈　かみうた れんと 家族構成：父(バイオリン)母(ピアノ)弟(ビオラ) 音楽家一家の長男。 以下【海も枯れるまで】HO1ネタバレ有 「あなたはとても美しい自殺志願者である。」 探索者は自殺したいと思うほど、この世にとても絶望を感じ、追い詰められている。必ずそういった設定を付けるようにしてください。 死に場所や死に方を日々模索しており、その為手首や首元、身体のあちらこちらに自傷行為の痕がある。 彼が自殺志願者になった理由として、彼は小学生から高校生まではピアノで名を馳せていたことだ。繊細な旋律、しっかりとした音で上水詩家の長男として七光りでコンサートやメディアに露出していた。 しかし、音大に入った時に路線変更で「指揮者」の道へと歩みを始めた。最初こそ周りはそういうのもありなんじゃないかという者はいたが、家のこともありピアニストとバイオリニストの子供が指揮者を目指すものではないと厳しいことをいう者が大半であった。 音大にいても、生徒たちからは「七光りのイキっている奴」とだけでしか認識がなかった。 彼が指揮者を目指したのは「上水詩家」に飽き飽きしていたところである。最初こそ音楽を楽しんでいたものの、だんだんと親の言いなりになる自分はもしかしたら自我がないのではないだろうかと思い始めた。この世界にしかいられない自分に、音楽に嫌気がさした。 そして上からの重圧が嫌ならば、と指揮者を目指してしまった。 「好きなこと」ではなかったにしろ、自身の精神的な重みは軽くなっていたが、周りからの視線やいわれのない言葉に辟易した。 彼を見る者にとっては世界は上水詩家というレッテルを貼ってみている。 なまじメディアに取り上げられてしまったのが、彼にとっての不幸であったのかもしれない。 ちなみに音大を中退して違う世界へと飛び込もうとしてみたものの、やはりうまくはいかなかった。 この狭い世界に、自分の人生に、自分に、絶望を感じた。 そのまま一人暮らしをはじめ、日々死に場所を求めている。 自傷は基本的に腕と胸。　腕の自傷は音楽できなくしたいという願望でしょう

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