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「鯱浜匣......あー、くしげって読みます、それ」 「記憶処理なんて嫌な仕事だよな、無かったことにするなんてよ。成長する機会まで奪っちまうってのかよ」 「器用貧乏なもので、万能とはいかねえんだよ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー A市支部所属のUGNエージェント、「処理班」に所属しており、事件収束後の一般人の記憶処理に走り回っている。 事務作業、記憶処理、様々な激務に奔走しながら日々のストレスをゲームで解消している。 コードネームにある通り、「器用貧乏」な人間。本人も自嘲気味にそれをコードネームに付けている。 田舎に住んでいた頃、姉と共に遊んでいた時に「遺物」に触れてしまい、起源種オーヴァードとして覚醒してしまう。 UGNに身を置いているのはA市支部長にスカウトをされたため。身入りがよく、オーヴァードたちの中で働くことが可能と言うこともあり飛びついた。だが地獄だった。 起源種と呼ばれるオーヴァードであるが、周りには伝えることなく隠し続けている。理由は明白、これ以上の激務を背負わされてしまうから。 なぜかアーレアとか言うFHエージェントに狙われた。処理班そのものが目的らしいが......なんで自分なのか。

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