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素早い、影が薄い 首も座っていないほど小さい頃、とある孤児院の前に捨てられていた。 その時添えられていた紙に「茜へ、いつか迎えに来るから元気でね。　引狭」と書かれていたため引狭茜という名前は判明したが、身元自体が不明で親も探すことができなかったため孤児院に引き取られた。 その頃からずっといつか両親が迎えに来るという希望を抱いているが、小学校に入学する頃に孤児院の院長の名前を頂いて梅枝茜と改名した。しかし親から貰ったものが名前以外になくなってしまう事を恐れてなるべく周囲には「茜」と呼んで欲しいと思っている。 梅の花言葉は「高潔」「忍耐」。 しかし諸事情により中学に上がる頃には孤児院を出ている。 梅枝という苗字を名乗ることも辞め、茜の名前も改名し緋音、と漢字を変える。 百合月緋音として生きていくこととなる。 黄色の百合は偽り、月桂樹は裏切り。 17歳になってから再度梅枝茜と名乗り始めるが孤児院には戻らず一人で暮らし始めた。度々帰って孤児院の雑用を受け持っているそうだ。 定時制高校に通いつつ昼間はアルバイトをして暮らしている。 ◆クリア済シナリオ 　└カノヨ街(END4-Ex) 　└腕に刻まれる死(全生還) 　└追鯨・花（全生還） ◆取得済み呪文 　└「復活」 　　コストは3MPとSAN1d10。 　　死体を本質的な塩と化合物に分解する。 　　或いはその過程を応用し、身体や魂の形成を行なう。 　　呪文の文句を後ろの方から逆に唱えることで、復活した生き物を元の灰色の粉へ戻す。 　└「門の発見」 　　コストは1MPとSAN1d3。 　　目に見える範囲の門を知るための呪文。 ◆所持AF 　└「桜の花びらの破片」 　　誰かの神話的事象の残滓。所有している間、POW+1。 　└「墜落する飛行機の破片」 　　どこかの神話的事象の残滓。 　　所有者の最大MPと同量のMPを保有する金属片。使用後の再貯蓄は不可。 ◆遭遇した神話生物 　└ミ=ゴ 　└ガタノソア ここから下はカノヨ街の重大なネタバレが含まれるので未通過は以下閲覧NG。 【カノヨ街】HO:肆番地の鳥居 ～カノヨ街の中での「百合月緋音」という人間～ 街の中にある神社で神主の手伝いをしている男版巫女さん。 務め中は白装束を着ているが、普段は書生服に帽子を被っている。 穏やかな物腰で一人称は「僕」。苗字があまり好きではないので、なるべく苗字でなく名前で呼んでほしい。 神社に不審者が現れた時のために護身用として木刀を持ち歩いている。 街の中ではあまり使う機会もないが、来るまでは外にあまり出ずパソコンでネットサーフィンをするのが趣味だった。 黄色い百合の花言葉は「偽り」、月桂樹の花言葉は「裏切り」。 　持ち前の知力と行動力を発揮することで、目的を実現することが出来るでしょう。 　持久力は不足気味で、頭の回転は速いのですが、我慢することは苦手です。 　一匹狼タイプですが、頼りがいのあるしっかり者です。組織のリーダーを任されやすいでしょう。 　巧みに人を操るすべを身につけ、出世します。どんな世界でも成功をおさめます。 ・前半ハンドアウト 「HO:肆番地の鳥居」 　あなたは「ヴィノムス構成員」だ。 　あなたは「カノヨ街」が、反社会組織「ヴィノムス」による「精神重篤患者を収容するバーチャル空間である」ことを自覚しており、なおかつ「カノヨ街」の運営組織の一員として活動している。最近発生した組織の内部対立の動きに乗じて、「カノヨ街」の乗っ取りと下克上を計画している。 　また、あなたの経歴および一部の記憶は「カノヨ街」へのアクセスの際、パスをかけられており記憶していない状態である。 　あなたの目的は「カノヨ街」のデータベースを盗み出すことである。 　追加推奨技能：コンピュータ(職業選択は任意) 　補足：本シナリオにおいては、コンピュータ技能で特定の場所や人物にハッキングが可能である。ただし、秘密裏に遂行できる限度として、【ハッキングはセッション中3度まで】とする。 ・後半ハンドアウトとか卓中のメモ書きたちの写し メモ ・神魂様のコアだ ・孤児院出身だがヴィノムスに身売りされている ・神魂様を稼働させるための動力源 ・真の目的は自分からコアを切り離して生きて帰る事！ 今思いついたんですけどあかねくん、現実でも髪をずっと伸ばしててその理由がいつか親に迎えに来てもらうための願掛けとかだったらいいですね 本名は百合月緋音じゃない。孤児院で育ってるなら多分孤児院の名字とかがあると思って ぼんやりですが「茜」で考えてます 苗字を呼ばれるのが嫌なのも、本名だったはずの名前が孤児院での名前になって親から貰った自分の名前が「あかね」だけだったからって理由かもしれません 百合月もこうなったら自分で考えたかヴィノムスでつけられた新しい苗字かもしれませんしね じゃあこれどう考えても本性として描いたあの差分の方が「作り上げた自分」でありどっちかっていうと本性こそ礼儀正しくて親が恋しい甘ったれの男の子じゃん……… 親の愛情に飢えてるの………？そう…………… 自分を強い一人前の男として見せたい結果ああいう設定の自分を演じてるとか………そういうのね……… 特徴の影が薄いっていうのも、なんかそんな感じしません？孤児院はたくさんの自分と同じような子供がいて、自分だけがかわいそうなわけじゃないんだって納得して、目立たないようにいい子でいようって息を潜めてた結果存在感が薄くなったような　そんな

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