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「卑怯だ？　おいおいカンベンしてくれよ。俺はリアリストなんでね――勝たなきゃ意志は通せない」 一人称：俺 二人称：アンタ、お前、（下の名前） 口調　：～だな、～だぜ？ ■一行紹介 　軽薄・陰険・爽やか笑顔！　効率重視の策士ヒーロー ■概要 　ニコニコ笑顔の爽やか青年。軽薄で腹黒い発言が目立ち、何を考えているかイマイチ分からない。 　その裏の顔は、ヒーロー"レムニス"として活動するオーヴァードだ。 　相手の弱点や死角を容赦なく攻めるダーティとも言えるスタイルから、市井の人気はあまり高くない。 　（『やっぱ"パラディン"みたいに正々堂々と相手を打ち倒してこそヒーローだよなあ』） 　一方、ＵＧＮや政府からはその遂行能力を買われて協力を要請されることがたびたびあるようだ。 ■レムニス：オリジン 　親友である天才科学者・天ヶ瀬在愛（あまがせ ありあ）をヴィランの手にかかり喪った。 　彼女は言っていた。 　「科学っていうのは人間の"武器"なのよ」 　「ああ、そうだな。ノーベルはダイナマイトを作るしオッペンハイマーは原子爆弾を作った」 　「もう！　そういうことじゃないってば」 　「じゃあ何が武器なんだよ？　武器ってのは何かと戦うためのものだろ」 　「そう。私たちが戦うのは――未来。 　　未来をより良いものにするために、すべての人を助けてくれる武器。 　　レネゲイドウィルスだって、きっとそうなんだわ」 　「はあ、お前の言うことはよく分からんね。ロマンチストなこった」 　オーヴァードとして覚醒した彼の手に遺されたのは、彼女が開発した「球体型量子コンピュータ"ブルースフィア"」だった。 ■球体型量子コンピュータ"ブルースフィア" 　天ヶ瀬在愛が造りだした「小型の地球」。 　正確には星の過去と未来を予測する「地球シミュレータ」。 　地球上の膨大なパラメータを入力されており、未来の地球を予測する。 　その予測の中には「現在はまだ生まれていない科学技術」すら含まれている。 　未来に重大な危険が訪れると赤く、清浄化すると青く輝く。 ■レンジュの目的 　彼女が望んだ「よりよい未来」を導くために、苦しむ人々を一人でも多く救いたい。それがレンジュの目的だ。 　そのために、人々の人気などは必要ない。 　人々の心の安寧は"パラディン"や、俺よりもヒーローらしいヒーローたちが担ってくれる。 　なら俺はそいつらが少しでも戦いやすくなるように、なんだってするだけさ。 ■万能武器（ユニバーサルアイテム）"レムニスケイト" 　ブルースフィアが彼にもたらした未来技術。 　流体金属による万能武器――「未来から継承された武器」。もう居ない彼女の贈り物とともに彼は戦う。

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