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クトゥルフ PC作成ツール
東 伊佐那
ID:2960915
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東 伊佐那
タグ:
絢木悠人
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その他増加分
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SAN
現在SAN値
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技能
職業P
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興味P
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(うち追加分:
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
非表示
簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
PC:東 伊佐那(アズマ イサナ) クトゥルフ2010 『放浪者』より作成+過去の経歴から、一部の職業ポイントを【医学】に振り分け ○職業・経歴など ・フリーター。定職には就かず、短期の仕事やバイトなどで生活をしている。事務仕事から力仕事までこなせるため、仲介を通さず仕事を頼まれたり、声をかけられることもある。しかし、長期の仕事や正規の雇用はすべて断っており、ふわりふわりと根無し草のような生活をしている。 〈生い立ち:他人に対して話すことはまずない〉 父方は政治家一家、母方は医者一家の家に生まれる。優秀な兄は父の跡を継ぐために、伊佐那は母の実家の病院で働くために、幼少期から徹底的な教育を受ける。非常に厳格で、温かみのある家庭ではなかったが、両親の期待に応えるように兄も伊佐那も成長する。 兄が父の議員秘書となり、伊佐那があと一年で大学を卒業する頃、家に強盗が押し入り、両親と兄が殺される。 その後、事件捜査の過程で父の不正と母方の病院の医療ミスが発覚し、被害者から一転して世間から非難される立場になる。一人生き残った伊佐那は両実家との関わりをすべて断ち、仕事や住まいを転々としながら生きていくようになった。 ○外見・身体能力など ・身長168㎝、体重55㎏。痩身故か小柄に見られがちだが、腕力はかなりのもの。 ・明るめの茶髪、右サイドだけやや長めにしており、襟足は短めに揃えている。 ・上衣はゆったりとしたものを好み、その下はハイネックを着ることが多い。下は細身のパンツ、スキニー。足元はごてっとした意匠のブーツ。(ハイネックは強盗に襲われた時に負った首元の傷痕を隠すため、ゆったりとした上衣は腰元に差したサバイバルナイフを隠すために選んでいる。ブーツの側面に一本ずつブーツナイフが仕込んであり、上衣のポケットないし袖元にはフォールディングナイフが入っている) ※ナイフは護身用のため。やや過剰防衛だが、過去の事件のためである。 <追記:通過シナリオによる変化、追加設定> ・とあるシナリオにおいて腹部に大きな傷を負う。内臓に損傷はないが、腹部に大きな傷痕が残る。 また、その怪我が生殖器官に影響を及ぼしたのか、子供を作ることができなくなったようだが、必要ないので本人は気にしていない。 ○性格・思考・行動原理など ・感情の起伏は小さく、常にフラット。怒りや悲しみの感情は特に小さいが、決して無感情ではなく、無愛想でもない。一見すれば人当たりは穏やか。いろいろな場所を転々とし、初対面の相手と関わる機会も多いため、口はそれなりに上手い。しかし、誰かと深く関わろうとはしない。 ・その聡明さ故に、感情よりも合理性や効率性をとることが多い。だが、他者との違いは理解しているため、他人の感情的な判断を否定することはない。 ・他者に対する好悪感情や共感は薄い。 <追記:通過シナリオによる変化、追加設定> ・自分の意思で自分の行動がコントロールできないことを苦手とする。目が覚めたら何故か白い部屋、とかすごく嫌。記憶がないのもとても嫌。 ・他者への共感が不得手のため物語を読むことは得意ではないが、そういったものを楽しむという行為に少々興味がある。物語やそれを書く小説家、人間に対しての興味を含む。 ・保身のためというのが一番の理由だが、いろいろな場所に行ってさまざまな景色を見たいと思っている。 ・世の中にはよくわからない、共感できない人間が多くいるが、その中でもよい意味で印象に残ったり、面白いなと思う人がいるので、そういう人に出会うのは悪くないかもしれないと思う。世の中には、忍者も狂信者もいるから。 ・確固たる意志や信念、守るべきもの、大切なものなど、行動の指針となるものが特別ないため、存外流されやすい時がある。理解しがたいハイテンションや勢いしかない押しに弱いこともある。わざわざ他者と対立したり、波風を立てるような真似はしないため、自身の生命が脅かされない限り、割と空気を読んだりもする。 ・好意的な感情を向けられると、どう反応すべきか少々戸惑う。 ・死にたくない。死ぬ気がない。生きる理由は特にない。生きているので生きているし、死ぬ気がないので生きている。 ○人間関係 ・両親と兄の四人家族だったが、伊佐那以外はすでに死亡しており、父方母方共に実家との関わりは完全に断っている。 ・東 或人(アズマ アルト) 四つ歳上の兄。真面目かつ勤勉、元々の聡明さに努力を重ねた秀才。両親を尊敬し、その期待に応えるために努力していた。実の兄弟ではあるが、伊佐那との関わりは非常に薄く、兄弟の思い出というものは皆無に等しい。父の議員秘書となり、これからの活躍を期待される中、強盗に殺される。 <以下、通過シナリオにより追記> ・甲賀 しのび(コウガ シノビ) とある一件で出会った忍者(忍者村のスーツアクター)。忍ばない人。とても元気な人だと思う。 その一件が片付いて以来、会ってはいない。 ・山田 駄朗(ヤマダ ダロウ) とある一件で出会った精神科医見習い(狂信者)。ぶっ飛んでるけどいい人。もらった本は大事にしている。 その一件が片付いて以来、会ってはいない。 ・○○○○ どこかにいるらしい、友人、のようなもの。名前は知らない。 多分、もう二度と会うことはない。 ・時渡 終(トキワタリ オワル) 小説家。なんやかんやあり、連絡先を交換してしまった知人。友人と称していいのか判断がつかないため、知人。 一時期彼が暮らしている百鬼市に住んでいたが、今はそこを離れているため、あまり会っていない。しかし、彼からの連絡には返信するし、生存報告はしている。 ・常世田 詩織(トコヨダ シオリ) オカルト雑誌の記者。終を通して知り合いになった。連絡先を交換してしまった知人。 姉御肌で、面倒見がよい人。いい人なので、あまり仲良くするのもよくないかなと思っている。 ・○○ ○○ 4日間だけ一緒に暮らしたひと。一緒にいて、らしくないことを考えたりした。 多分、もう二度と会うことはない。 ・○○ ○ 再会してしまった人。突然にいろいろなことがあって、珍しく混乱した。 その思うところをわずかに知ってしまって、珍しく悩んだ。 二度と会いたくない。 ・片桐 良一(PL:いろじさん) よくわからない場所で出会った人。 腹パンしたので、次にあったら殴られそう。二度と会いたくない。 ○出身シナリオ『ファンの資格』用の設定 【志望理由】 ・『アルの小さな大冒険』シリーズを読んだのはつい最近のこと。ふらりと寄った図書館で、そのタイトルが目に留まり読み始める(兄の名前がアルトであるため)。その生い立ち故にこれまで児童文学に触れる機会はまるでなく、自由な冒険を繰り広げるアルの姿を追う自分が珍しく楽しんでいることに気づく。今は亡き兄とは似ても似つかない姿だというのに。物語の世界に興味を引かれることなどなかった自分の心情の変化に少し戸惑いつつ、執筆活動の助手の募集を見つけた伊佐那は恐らく合格することはないだろうと思いながら申し込みをするのだった。 【応募のPR文】 「物語の世界とは縁遠いわたくしが初めて触れた児童文学が奥野鵯彦先生の『アルの小さな大冒険』シリーズでした。自由な冒険を繰り広げるアルの姿を追う自分が楽しんでいることに驚き、それ以来物語を手に取る機会が増えたように思います。現在、わたくしは日本各地を転々としながら、さまざまな風景や人々の姿を自分の目で見ています。冒険と呼べるようなものではありませんが、わたくしの経験が奥野先生のお役に立てればと思い、応募させて頂きました。よろしくお願いいたします」 ○通過シナリオ『とある天才文筆家の消失』用の設定 【NPC時渡終との関係】 ・数年前(まだ事件が起こる前)、遠出の際に立ち寄った百鬼市の図書館で偶然出会う。執筆用の資料を探している時渡と会話をしたり手助けをしたりしつつ、小説を書いているという話を聞く。同年代でそういう相手に出会ったことはなかったので、若干印象に残っていた。この時は名乗っていない。 ・1年ほど前(事件後)、各地を転々とする中で百鬼市を通りがかった際にふとかつてのことを思い出し図書館に寄った時、再会する。事件前の顔見知り?に出会ってしまったことはまずいなと思いつつ、小説家という存在に思うところがあり、改めて知り合いになった。この時には名乗っている。 ・数か月前、とある事情からしばらく住んでいた場所を離れる必要があり、犯罪率が低いという百鬼市を次の場所に決めた。 ○その他 ・一人称:『僕』 二人称:『貴方』 三人称:『○○さん』 ・好きな食べ物:特になし 苦手な食べ物:特になし ・誕生日:7月29日 ・イメージカラー:ダークオーキッド -darkorchid- (#9932cc) ・フレーバーNo.17:グラジオラス「密会」「用心」「勝利」「用意周到」 用心深い貴方は、他の誰も信じることはないだろう。敵も沢山作ってしまう。自分の正義のため、未来のため、貴方は一人戦う決意をしている。 <通過シナリオ> No.1:『ファンの資格』/シナリオクリア No.2:『Say hello to killer!』/シナリオクリア No.3:『後悔劇場』/シナリオクリア No.4:『うまずめのはら』/シナリオクリア No.5:『とある天才文筆家の消失』/シナリオクリア No.6:『人生行路、あかよろし』/シナリオクリア No.7:『砂城の王』/シナリオクリア No.8:『さよならを言いにきた』/シナリオクリア No.9:『命の時刻』/シナリオクリア No.10:『サザナミホテル』/シナリオクリア No.11:『タカラ移動遊園地』/シナリオクリア No.12:『The Hog Game』/KPCにてシナリオクリア No.13:『反鏡-はんきょう-』/シナリオクリア No.14:『楽園薮谷合戦城』/シナリオクリア No.15:『からおそろしい窖』/シナリオクリア No.16:『ブラックボックスブレイン』(BlackBoxBrain)/シナリオクリア No.17:『寥々と、まもなく』/シナリオクリア No.18:『ハッピーサファ―――!』/シナリオクリア ーーーーーー以下の内容はKPのみに公開。他のPLPCには秘匿とするーーーーー ※出身シナリオ時の遊びなので、同卓者は読んでもらって構わない。 〈生い立ちの真相:他人に対して話すことは、決してない〉 父方は政治家一家、母方は医者一家の家に生まれる。両親に従順な兄は父の跡を継ぐために、本来の聡明さを隠していた伊佐那は母の実家の病院で働くために、幼少期から徹底的な教育を受ける。家族としての機能は崩壊しており、あくまでも両家の存続と利益のために作られた家庭だった。兄は両親の期待に応えようとしていたが、幼い頃から達観していた伊佐那はいずれこの家を出る時のための準備をしていた。(医師免許やそこまでの知識は後々に役に立つと思ったので、医師免許の獲得までは両親に従うつもりだった。両親やその実家などを利用し、主に資金面やコネクションなどで備えをしていた) それは、兄が父の議員秘書となり、伊佐那があと一年で大学を卒業する頃のことだった。家に帰った伊佐那を出迎えたのは、両親を刺し殺し、血塗れで立ち尽くす兄だった。腹部を刺された父、喉元を裂かれた母、家族の団欒など一度たりともなかったリビングは惨状へと変わり果てていた。ナイフを手に、半ば自失しかけた兄はこの状況に至るまでの経緯を伊佐那へと語る。 議員秘書として父の仕事に深く関わるようになった兄は知ってしまったのだ。父が現在の地位に登りつめるために、権力を得るために侵し続けてきた不正の数々を。人々には笑顔で理想を語り、己には厳格かつ冷酷に優秀さを求めた父がどれほど罪を犯してきたのかを、兄は知ってしまった。現実を理解しつつも、政治家としての理想を抱いていた兄には信じ難いことだったのだ。そして、そんな兄に追い打ちをかけるように現れたフリージャーナリストは下卑た笑みで語る。母の実家の病院で揉み消されてきた医療ミスの数々を、利益のために助ける命を選択してきた病院の体制を。そして、それを理由に兄を脅したのだ。公にされたくなければ、両親同様に金を出せと。 詳らかにされた事実に、それに対して正すべきと進言した兄を切って捨てた両親に、彼の理性はもたなかったのだ。 血塗れの手でナイフを握り締める兄の吐露を、伊佐那がどこか呆然と聞いていた。 伊佐那は驚いた。兄が今更そんなことに驚き、失望していることに驚いたのだ。 伊佐那は知っていた。父が繰り返した不正も、母の実家で揉み消され続けた医療ミスも、とうの昔から知っていた。むしろ、兄が今日までそれに気づかず生きてきたことに衝撃を受けるほど、その不実は伊佐那にとって当たり前のことだった。 そして、伊佐那は気づいた。伊佐那が当たり前だと思うことは当たり前ではなく、人間は伊佐那が思うよりもずっと愚かであり、そんな人間によって世界は構成されているのだということに、ようやく、実感をもって、気づいた。 すべてを吐露した兄は血塗れのナイフを伊佐那の首元へと向ける。兄の目には憎悪と畏怖があった。兄も気づいたのだろう、伊佐那がすべてを知っていたことに。すべてを知っていた上で、何もせず黙していたことに。そして、兄がそれが許容できる人間ではないことは伊佐那も知っていた。皮膚に触れる湿った冷たさに、伊佐那は最後まで何も言わなかった。 「……お前は、いつもそうだな。俺よりもずっと、あの人達に気づかせないほどに優秀なくせに、決して何も変えようとしないんだ」 兄の言葉と共に振るわれたナイフは、しかして、皮とわずかな肉を裂くだけだった。 細い痛みに反射的に仰け反る伊佐那の前で、兄はそのナイフで自らの首を裂き、己が鮮血を浴びながら地に伏した。 再び呆然とする伊佐那、そんな中、実は死んでいなかった父が兄の死を確信し、伊佐那に助けを求める。兄を罵り、証拠を揉み消そうとする、死んだ母にも構おうとしないその姿を見て、伊佐那は兄の手からナイフを取り、父を殺した。何故だと問う父に答える気はなかった。 その後、両親と兄の遺体を偽装し、自らもナイフで怪我を負い、強盗や怨恨の仕業と見せかけるために家を荒らし回ってから、火をつけた。兄が遺した証拠は控えを取り、燃えぬように保管して。事件が報道される中、その控えを利用して不祥事が明るみになるように仕立て上げる。しばし身を隠す中で両親や自分の通帳から不審な出金を行い、適当に捕まえた浮浪者を犯人に仕立てて、適度に証拠を残しながら処理した。弟である自分は犯人の人質となり、そして、殺されたと見せかけて。 あの日を振り返り、伊佐那は少しだけ己の選択について考える。 父を殺した理由は、このままことが進んだ場合、間違いない面倒な役割を課せられることが明らかだったからだ。事件が明らかになろうとも、隠蔽しようとも、父に体よく使われることは明白で、それに従う気は欠片もなかった。いずれは兄の代わりにされることも予想ではなく、確定事項だった。 しかし、証拠を残し、事件を大きくしたことは、決して必要事項ではなかった。それによって伊佐那の逃走にはいくつかのタスクが発生し、必要のないリスクも払った。それでも、あの時の伊佐那はそれを行うことを選んだ。 決して仲の良い兄弟ではなかった。それでも、自分を殺し切れなかった兄の中にある何かを選んだ。 完璧に隠し通せていると思った伊佐那の実力を悟っていた兄。 彼が伊佐那のことを本当はどんな風に思っていたのか、それはもうわからない。 出身シナリオ参加の時点で、事件からは約一年ほどが経っている。実家での事件については犯人の死亡で捜査は終了している。両親の実家ができるだけ早く事件が風化するように動いたためでもあった。しかし、一部のジャーナリストの中ではいまだに興味を引く事件らしく、自分まで辿り着いてしまった相手は基本的には始末している。かつて身代わりにした浮浪者共々、深く罪悪感を覚えることのない自分を自覚しつつ、今のところ捕まる気も、死ぬ気もない。 ーーーーーー以下、通過シナリオに関してネタバレありーーーーー <通過シナリオ> No.1:『ファンの資格』/シナリオクリア ・何かを愛すること。『アルの小さな大冒険シリーズ』を読んだ時、自分にとって縁遠いそれの一端を掴めたかもしれないと思った。物語を楽しむなんて初めてのことだったから、それが自分にとって特別になるのなら、何かがわかるかもしれないと思ったのだ。あの一件で出会った人達。彼らはそれぞれの愛し方を持っていた。善悪を置いて、優劣を置いて、確かに一つ芯をもって、それを愛していた。事態に巻き込まれながら、彼らを共に進みながら、やっぱり自分は彼らとは違うのだなと思った。それでも、何かを愛する人が愛するもののために行動する姿に、その心の在り様に触れられたことは、確かに自分の中に残るだろう。はっきりとした答えは永遠に出ないかもしれないけれど、それが自分の在り方かもしれない。 ・甲賀さん、自分の世界観には決して存在しないタイプの方でした。忍者と仰る割りにまったく忍ばない彼に『一体この人は……』と思っていましたが、裏表のないまっすぐさと、最後の場面で一人対峙するその姿はきっと忘れないでしょう。もう少し、もう少し、落ち着きましょうね。 ・山田さん、会話の中に積極的ではない自分にいつも声をかけてくれてありがとうございます。ファンとして一つ芯のある、信念のあるその姿と言葉は確かな重みがありました。頂いた本、代わりをお返しできなくてすみません。大切にさせて頂きます。 【シナリオ後について】 ・病院での治療がある程度終わったら、若干の無理を押しても二人よりも先に退院する。短い挨拶をして、連絡先は決して教えず。『縁があれば』と口にはするが、二度と会わないと決めている。もしかしたら、手柄さんが不審に思うかもしれないが、消せうるだけの痕跡は消していく。退院したその日のうちに他県には出るだろう。例の一件で手元に帰ってこなかったナイフを新調し、次はどこに行こうかと、こちらも新しくしたバックパックを背負う。その中には、一冊の本が入っている。 No.2:『Say hello to killer!』/シナリオクリア エンドB「監視者」 クトゥルフ神話技能:+3 任意のステータスに+2⇒POW+2 呪文:古のものとの接触(基本ルルブ267p) 後遺症(体質):<監視者> 監視者たる貴方は、綺麗な瞳を持っている。 ヒトから少し離れたその瞳は、監視カメラの如く綺麗な映像を誰かに届けている。 *【生還報酬】:SAN値+9、目星+9、忍び歩き+10、クトゥルフ神話技能+3、どこかにいる人外の友人 【「古のものについて」「改造人間について」を他のヒトに話した場合】 探索者の記憶(古のものに関するもの)が消去される。 今回得たステータスの補正とクトゥルフ神話技能をなくすこと。 話した相手の記憶も、その部分においてのみ消去される。 もしも探索者が配偶者などの大切なヒトにこのことをどうしても打ち明けたい場合、古のものが見逃してくれるかを<幸運>ロールによって決定する。 失敗した場合は上記の記憶消去処理になる。 勿論、「どうしても話したい」場合に限る。 話した相手が口の軽い人間だった場合も記憶を消されることになるだろう。 No.3:『後悔劇場』/シナリオクリア END《未編集の人生》 *【生還報酬】:SAN値+1 No.4:『うまずめのはら』/シナリオクリア <end2.忌子> 生還報酬 内臓に損傷はないが、腹に傷が残る。 適切な治療を受けた場合一命はとりとめる。 SAN回復 1d6 後遺症:石女の胎 あなたがかけられた呪い。子供を作れなくなる。 *SAN-5 No.5:『とある天才文筆家の消失』/シナリオクリア No.6:『人生行路、あかよろし』/シナリオクリア 「現代・葛の葉奇譚」 【生還報酬】 SAN回復 (取得したキーワード)×1d3 クトゥルフ神話技能 +1d3 AF 水晶玉・護符 *SAN+17 *クトゥルフ神話技能+2 No.7:『砂城の王』/シナリオクリア END-Aex 「ロゼッタストーン」 【生還報酬】 <考古学>+15 <図書館>+7 SAN-22 No.8:『さよならを言いにきた』/シナリオクリア 【生還報酬】 SAN+15 <こぶし>+8 No.9:『命の時刻』/シナリオクリア 【生還報酬】 SAN+4 <聞き耳>+6 <隠れる>+2 No.10:『サザナミホテル』/シナリオクリア 【生還報酬】 SAN回復は放棄 クトゥルフ神話技能+1 No.11:『タカラ移動遊園地』/シナリオクリア END-B:神々の饗宴 クトゥルフ神話技能+1 No.12:『The Hog Game』/KPCにてシナリオクリア SAN-3 クトゥルフ神話技能+2 No.13:『反鏡-はんきょう-』/シナリオクリア SAN+3 No.14:『楽園薮谷合戦城』/シナリオクリア ・SAN-19 ・歴史+17、クトゥルフ神話技能+2 ・不定1(健忘症)、期間1か月 ・習得呪文:ムナガラーの招来、ヴールの印 No.15:『からおそろしい窖』/シナリオクリア【END3-e】 ・SAN+1 ・クトゥルフ神話技能+1 No.16:『ブラックボックスブレイン』(BlackBoxBrain)/シナリオクリア【END:M】 ・SAN+2 No.17:『寥々と、まもなく』/シナリオクリア ・SAN+10 ・聞き耳+3 No.18:『ハッピーサファ―――!』/シナリオクリア【エンド1 「完食」】 ・SAN-9 ・キック+13、薬学+6、組みつき+10、隠れる+1
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
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