タグ： 武士卓_たそBC

「ぼ……ああいや、おれは梓沙。走り屋ってやつだよ。」 「この子はトランジット。自慢の相棒で、大事な家族さ。…後ろ、乗ってみるかい？」 『警告。最終走行記録より10分経過。走行再開を要求。………つまんない。はやくはしりたい。』 一人称・おれ　二人称・きみ　三人称・～さん （トランジットの場合　一人称・ジット　二人称・あのヒト　三人称・名前呼び捨て、～のヒト） 主に首都高や海岸線を攻めるバイク乗りの少年。 聖徳館高校に在籍してはいるものの、居心地の悪さから授業日数の大半はボイコットを決めている半グレ高校生。 穏やかな両親と平穏な家庭で暮らしていたのだが、不慮の事故に巻き込まれて孤児になる。 目の前で肉親を亡くした精神的ショックによってオーヴァードに覚醒した。 親が経営していたバイクガレージに逃げ込んだところ、遺された2台のバイクから声をかけられる。 EXレネゲイドに感染したナビAIが知能と自我を取得していたようで、孤独に苛まれることなく家族同然のように暮らすことになった。 が、あるタイミングで事件に巻き込まれてバイクの片割れを盗まれてしまう。現在は盗まれたバイクを探すことを兼ねて走り屋をしている。 大人しめで穏やかな性格。ヤンキー的に言うと内外ともにシャバい人物なのだが、 生活費稼ぎに始めた配達サービス｢オーヴァーイーツ｣で数々の不良を相手にして磨かれた胆力を隠し持っている。 家族など、大事なものを守るためならどんな相手が立ちはだかろうとものともしない。 流線型で黒色の車体、要所に刻まれた赤色のスリットライトが特徴的な単車｢トランジット｣を巧みに操って戦う。 ノイマン回路によって磨き抜かれたドラテクで的確に轢き飛ばす。 また、バイクに乗ると豪胆さが表に出て人が変わったように見られるのは暴走の影響によるもの。 ――――――――――――――― 両親が元ヤンキーでバチバチに単車を乗り回す暴走族として有名だったらしい。 遺された2台のバイクは改造に改造を重ね、両親が大事にしていたもの。 現役から離れてもなお捨てられることなく、ガレージの傍らに飾られていた。 そんな深い愛情が影響したのか、いつしかEXレネゲイドが感染して自我を取得していた。 (オーヴァードにのみ声を聞き取ることができるため、梓沙が覚醒するまで誰にも気づかれなかった。) ■遺品のバイク 白い車体に緑色のスリットライトが刻まれたもの、黒い車体に赤色のスリットライトが刻まれたものがあった。 どちらもEXレネゲイド感染によって知能と自我が備わっている。 とある事件に巻き込まれて白い方が盗まれてしまった。 白い方／アデート・レン 黒い方／トランジット ■トランジット バイクに搭載されているドローンAI。主人の命令に合わせてバイクから分離し、独立行動を取ることもできる。 バイクのエンジンを勝手にかけたり、搭乗していなくとも車体を自在に動かすことができる。 基本的には機械的で無機質な話し方をするが、実はすごく甘えん坊でわがまま。こどもっぽい。 誰かを乗せて走るのが好き。 ■右の頬についた痣 アデート・レンが盗まれる事件にて犯人を追いかけていた際に妨害を受け、走行中のバイクから転倒してできた。 リザレクトで修復することもできたのだが、自戒として残している。 ■好き嫌い 好きなもの／バイクに乗ること、機械いじり、家族、彼女 嫌いなもの／人がごみごみしているところ、同調を強要されること、寒い場所 苦手なもの／ひとりでいること、雨 ■コードネーム 点から点へ線を繋ぐ、何かをどこかへ持っていくという意味を持っている。 バイクを乗り回していたところ、気づいたらそう呼ばれるようになっていた。

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