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｢めんどくさい｣ 裁判官を親に持つ脱力系めんどくさい女子 幼い頃から、親の職業は知っていたが 恨みを買いやすい職とは知らなかった ある時、彼女は誘拐された 誘拐犯は息子を事故で失った親で 両親の決めた無罪判決に納得いかず、もう一度裁判を求める人物だった。 再判決は棄却され、もうなす術ない中の誘拐だった しかし、それは世論が許さぬ、最悪手だ そんな悲劇に巻き込まれた彼女は思った めんどくさい 誘拐犯のように善悪を喚いて事を悪い方向に転がすのを見るのも 捕まった誘拐犯を、正義面で叩く奴をみるのも そんな合理的でなく、非効率的な人々と世界にうんざりした 彼女が求めるのは、もっと平凡で、そんな面倒くさい人が生まれてこない生きやすい世界だ。 『他人思い』 彼女は理性が吹っ飛んだ人を見るのを嫌う 故に、他人がやらかしてしまうきっかけに目を光らせている そうなりそうな人を見つけては めんどくさい、と言いながら接してケアしようとすり ｢アイツなんかしでかしそうだ、めんどくさいが放っておく方がめんどくさい｣ 『他人任せ』 彼女は基本的に人任せだ、前述のケアも できるなら他の誰かに任せようと根回する しかし、大抵は彼女の思った通りにはいかないので 彼女は他人に期待はしていない 他人に任せておきながら、失敗したとき自分でも動けるように準備している ｢アンタに頼みたいんだ、アイツを助ける為に協力してくれ｣ (まぁ、多分無理だろうけど...) 『怠惰』 彼女は自分に甘い ぐーたらとしていて、大抵の事はめんどくさいで済ます。 あくまでも自己優先である しかしそこに他者が関与すると、急に動く だって関わらないでめんどくさくなられるのが1番めんどくさい ｢あー、ぐーたら生活バンザーイ｣ 『クズ』 彼女は間違いなくクズだ 彼女は自分の生きやすい世界を目指しているだけで、人を助けたいとか救いたいとかは無い もしもめんどくさい人が、周囲の影響が少なく死んでくれるなら、速攻でその手段をとる それか、周囲の人をケアしながら、どうにか皆の気分をマイナスからゼロに持っていこうとする、めんどくさいといいながら (あいつ、どうやってみんなのテンション維持して殺そうかな) 『世間への強い不満』 彼女は、人をバカに変えて自分の事を生きづらくする世論が大嫌いだ そして同時に1番手強い敵だとも思っている できる限り敵に回さないように外面を取り繕い動いているが どうにもならない時は面倒臭いと言いながら世間から外れた行動も起こす 世間に嫌われる事よりも、ヤバい奴を何とかする方が彼女的にはプラスなのだ (仕方ない、今後の平穏の為に今騒ごう) 『愛情深く、利己的』 ここまで色々言っておいてなんだが 彼女は優しくは無いが愛情深い人間である 独善に溺れた奴でも、正義感に酔った奴でも 聖人君子でも、誰にでも彼女は平等に導こうとする 貶める訳でもない、蔑む訳でもない、自分をよく見せようとする訳でもない ただ単純に、大勢の人が間違っていくと、そのうち自分に不利益被ると思っているからだ （お前らというやつらは、めんどくさい・・・） 『事なかれ主義』 彼女は争いやいざこざを避ける、それは、そう言った物に感情を揺さぶられ めんどくさくなる人が多いからいからで、事を起さないと先の事がヤバいなら、行動にでる

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