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■2015　特徴表 ・影が薄い：生まれつき目立たない。〈忍び歩き〉および〈隠れる〉に＋20％。 ・前職：以前は別の職に就いていたたか、幼少期に何か得難い体験をしている。［EDU*3］％を前職としてプレイヤーが決めた、職業上の技能に割り振ることができる。 ⇒45％分を職業ポイントに追加 　(2010放浪者参照により、目星・聞き耳に割り振り) ■2010　ジャーナリスト参照 「あ、先日ご挨拶に伺いました灰方です。覚えてません？あはは、まぁ慣れてますから、お気になさらず。」 「いつだって大切なことは自分で形にしないと薄れていくもんなんすよ。」 ゆったりまったりした性格で、非常にマイペース。 ほわっとした独特の雰囲気を放ち、良くも悪くもその場に馴染んでしまい印象に残りにくい。そのため人間関係のなかで二度目の初めましてを食らうことも少なくない。本人としては特に気にしている様子はなく、むしろ職業上では好都合なのでは？と思うほどに強かな精神力を持っている。 また、寝る前には必ず日記を書くようにしており雰囲気に似合わないまめな一面も。 大学卒業後、2年ほどフリーターをしながらゆっくり就職活動を行っていた。 やりたいことも見つからないし、今どきのブラック企業に勤めるよりもアルバイトをしていたほうがずっとお金がたまりやすいということに就職活動中に気が付いたためである。 とはいえその間本当にアルバイトだけではまともな職にはつけまい、と半年間のアメリカ留学に行ってみたり、日本中の有名心霊スポットに足を踏み入れてみたりといろんな経験をしてみた。それは存外楽しく、彼の世界を広げることができた。 今まで見てきたものを自分の中だけにとどめていくのはもったいないかもしれない。そう思った時にようやく就職活動を開始。 結果、現在のオカルト系雑誌の出版社に就職することができた。 そこでは今までただの趣味だった写真や深く考えずに学んでいた歴史的知識は職場で微力ながら役に立った。オカルト的なことはそこまで詳しくなかったものの少しずつ仕事を通して学んだ。英語のほうは会話がメインだったので今でもなかなか苦労はするが軽い翻訳はアレルギーなくできる。職場においてどんな理由でも大きな不満はないようだ。 プライベートにおいても、もともとの雰囲気のおかげで今でも元アルバイト先に顔を出すこともあり、特に仲の良い友人とは関係を崩さずにいられている。休みがかぶれば集まって出かけてみたり、仕事終わりには飲みに行ったりもする。毎日楽しい。 家族とも仲が良い。就職後は生活リズムが崩れるだろうから、と一人暮らしを始めたが2か月に1回くらいのペースで帰省している。 無事に楽しく仕事しているよ、と報告すれば喜んでくれる優しい両親だ。居心地が良くて結婚を危ぶむほど。 まぁ本人としては遊ぶ相手が多いことはいいことだと思ってるので結婚する気は全くないのだが。 ■火点し頃の蜘蛛踊り　HO2 PC2ジャーナリスト あなたは養子である。本当の両親のことは何一つ覚えていない。養家で育てられ、オカルト雑誌の記者となったあなただが、ある時、こんな噂話を目にすることとなる。八肢島には巨大な蜘蛛が生息しており、島の住民らはそれを信仰しているのだ、と。信憑性のない話であるにも関わらず、なぜだか、八肢島という響きには強く惹かれてしまう。そこであなたは、オカルト記者として噂の真相を調査すると共に、この、懐かしさともいえる気持ちの正体を探るべく、八肢島行きの船に乗ることになったのだ。つまるところ、旅行雑誌の記者として島祭りの取材に来たというのは方便だ。 あなたの目的は『噂に関して調査する』こと、そして『懐かしさの正体を知る』ことである。 職業：ジャーナリスト 年齢：18～35歳 性別：不問 推奨技能：≪鍵開け≫、≪目星≫など（準推奨：≪戦闘技能≫） 技能ポイントとは別に、≪写真術≫に+50%、≪目星≫に+15%される。また、STRは15で固定となる。 出発は8月30日10時、到着は13時。船は一日に一本しか来ないため、あなたは島唯一の民宿に泊まる予定がある。チェックインは15時からだ。 ※PC2は8月27日から8月30日の10時までの間に出来る行動があれば事前調査中に行うことが出来る。 また、船と民宿の予約は自らで行っているため、それぞれの連絡先は知っていて良いものとする。 ■HOに関する設定 育ててくれた両親については、実の両親よりも感謝している。 どんな理由であれ赤の他人の子供である自分をここまで育ててくれたのだから当然のことだ。と考えている。 血のつながりが時間のつながり以上に強いものではない、ということは分かっているがそれにしてもなぜ自分は本当の両親に育てられなかったのかが気がかりだったのも事実だ。両親は生きているのか死んでいるのか。自分はいらない存在だったのか育てられない状況にあったのか。何一つ定かではないし、育ての両親も教えてくれなかった。ほかにも誘拐事件やら近隣の児童養護施設やら市役所やらで情報収集を行ったものの、検討はずれのようで何も情報を得ることはできなかった。 不満はないが、不安ではあった。なぜ、自分は本当の両親を知らないのかと。 疑心暗鬼を自分に向けることで思春期の頃はひどく悩んだ。 なんで知らないんだ。大切なことのはずなのに。 なんでどこにも情報がないんだ。確かにここにいるのに。 年を重ねていって気が付いたのは、誰よりも近い情報元のはずの自分が何も残していなかったからだということだった。 事実に近い自分が何も残していないのであれば、そりゃあそうなるか。そう考えて自分を納得させた。 いつだって大切なことは自分で形にしないと薄れていくものなのだ。気が付いたら毎日日記を書く癖が付いていた。もう何も忘れたくない。今の自分には大切なものがあまりにも多すぎる。

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