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▹▸NAME 葉月日向子/はづき ひなこ ▹▸Birthday 9月9日 ▹▸Blood AB型 ▹▸Family 父親、母親、日向子、夜久（兄）。 ▹▸1-2、生徒会所属 書記、家庭科部所属。 ▹▸特徴表 〈4-2〉方向音痴 <ナビゲート>の基本成功率が1％になる。加えて、経験ロールで成長させることができない。 ▶1d6→6(60％)技能値加算済み 〈2-10〉前職 以前は別の職に就いていたか、幼少期に何か得難い体験をしている。[EDU×3]％を前職としてプレイヤーが決めた、職業上の技能に割り振ることができる。 ▶制作〈裁縫〉を選択。 ▹▸Background そこそこ良い家に生まれた女の子。生活に苦労した事はなく、友人や家族にも恵まれている。と、よく周囲には思われる。日向子自身は明るく笑顔の似合う少女であるため、近所や先生方からの評判は良い。家族仲も悪くはない。しかし、彼女の双子の兄である夜久（やひさ）は彼女とは違い、家族以外と目を合わせる事も侭ならないほど人見知りが激しく、かつ病弱であった為、殆ど学校には通っていない。日向子自身は兄を慕っているつもりだが、心の何処かで夜久を憐れむ心があるのかもしれない。兄はと言えば、日向子相手ではビクビクと怯えた表情を見せることが多く、あまり会話をしたがらない。とは言え声をかけられれば話はするだろう。この不思議な関係が成り立った背景には、幼少期に夜久が一ヶ月ほど入院した際の出来事が関係している。 高熱を出して病院のベッドで苦しむ夜久を家族でお見舞いに来た際、両親が医師と会話をしている隙を見て日向子は矢鱈と夜久に「辛いの？苦しいの？どういうふうに？ねえ、兄さま。日向子にも教えてちょうだいな。」とせがむ事が多かった。夜久は当初素直に答えていたものの、段々と質問が「死ってどんなものかしら。」「兄さまは一番近くにいるのよね？どんな心地がするの？日向子も、いつかわかるかしら。」などとエスカレートしていくのを感じ、そんな質問攻めが続いたある日、退院を機に日向子への萎縮が顕著になった。 彼女は兄の死を間近で観察する内に、死という現象にひどく魅入られるようになっていった。それは幼さゆえの構って欲しい欲求の現れなのか、自分の知らない感情を独り占めする兄が羨ましかったのか、分からない。けれども恐怖と高揚は日向子にとって表裏一体、紙一重の感情と認識している。普段から怒らない、泣かない、そんな少女が泣き喚き、恐れ慄く場面を無意識に求めているのは些か異様なものだろう。 日向子から見る夜久は“かわいそうな人”で、“愛しい人”なのだ。けして其処に嘲笑は含まれていない。家族の手を借りなければ生きて行くことも侭ならない彼を幼い頃から見ていたため、そんな不自由を感じない己は恵まれていると幼ながら自覚していた。また、彼女にかけられている期待は本来兄に向けられていたもので、自分は代替であるということも薄っすらと感じている。それでも親から向けられる愛を享受しているのは自分だ。それは紛れもなく真実である。ああでも、いつか兄さまが元気になってしまったら、奪われてしまうのかしら。 日に向かう子、向日葵がよく似合う季節に産まれた女の子、という意味で日向子という名前を授けられた。一方兄の方は深夜の出産ではなかったが、色が白く月光花によく似ていると両親が褒めた事がきっかけで夜久という名前が与えられた。 ✼••┈┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈┈••✼ ＊＊技能取得理由＊＊ 回避：「やだぁ、乱暴反対でーす。」 隠れる：「こう見えてかくれんぼ、得意なんですよ？」 忍び歩き：「後ろからそおっと近付いて、…わっ！ってするの、偶にするんですよぉ。ちょっとした遊び心ですけど。」 聞き耳：「お家に帰ると、お夕飯の香りがするじゃないですか。あれ、外からも分かるんです。あ、今何作ってるなーって。そういうの、ちょっと楽しいですよね。」 目星：「見えるものだけが全てじゃないんですけどね。」 精神分析：「兄さんを宥めたりするのは、私の役割なので。」 裁縫：「学校のおやすみの時とか、ぬいぐるみを作ったりしますよ。本当ですって。」 芸術(歌唱)：「お歌は得意なんですよー、音楽の成績も良いですもん。ふふ、子守歌とか、歌ってたからかな。」 ▹▸葉月夜久（はづき やひさ） ▹▸一年生、美術部所属、委員会無所属。 ▹▸クラス［1-1］ ▹▸幼い頃から病弱かつ人見知りの激しい性格だったため、学校は不登校がちになっている。小学校、中学校共にあまり通えていないものの、週に一度は通えるように頑張っている。ヒステリックな先生が苦手で、あまり強く言葉を言えないためびくびくしてしまう。似ている動物は震えるハムスター。部活では口下手もあいまって小さな声で話す程度、殆どは一人で黙々と絵を描いている。

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