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「僕と契約して魔法少女になってよ！…って、これ、怪しすぎない？大丈夫？？」 見習いヒーローとして活動し始めたとき、任務地である古代遺跡で遺産と遭遇。 回収しようとしたところ適合してしまい、蛇王の外套の継承者になってしまう。 仕方なく遺産と共に仕事を続けていたところ、またも任務先の海上都市跡地で古びた楽譜を発見。 回収しようとしたところ楽譜が砂のように崩れ、同時に声が出なくなってしまう。 帰還後の検査で、二つ目の遺産と適合していることが発覚した。 二回目に至っては警戒して素手で触れていないのに向こうから飛び込んできたので、遺産恐怖症になりつつある。 元は、とあるアイドルヒーローの相棒マスコットとして作成された幻想動物。 そのヒーローは五人で活動していたが、あるヴィランの襲撃により壊滅。 しかし子供を中心に人気が高く、彼らの希望でもあったアイドルヒーローを失うわけにはいかないと、偽りのヒーローとして活動することを決意。 以降の『彼ら』は、記憶を元に最盛期の五人を作成した人形に過ぎない。 現在は、ヒーロー業の傍らでトーキョーＮ◎ＶＡランドというテーマパークでキャストとして活動している。 ヒーローとして活動するときは動物の姿、キャストとして働くときは人型と使い分けている。 そのため、マスコットとフィリアを同じものとみる人はいない。 なお、戦闘は従者任せで本体は全く仕事をしない。なぜなら、ダイスマイナス効果で殆どなにも出来ないからだ。 ▼時系列 研究所で生産→マスコットとして活動→部隊壊滅→ソロ活動開始→蛇王の外套→失われし歌声→現在 ヒーローたちの心に触れ、自分の心を見せ、そして、少しだけ理解した。 まだ、人間のようにとはいかないし、わからないことも多いけれど。 彼女たちの《最終舞踏――LastDance》を見て、決別して、そして。 暗闇の中で迷子になっていたおもちは、少しだけ世界に光を見た。 「僕は道具だ。人間に使われるために作られて、人間の命令通りに動くだけの存在。それが僕の存在理由（しあわせ）」 「以前は、僕の意志を問われる意味がわからなかった。だって、ヒーローグッズ相手に使い方を問う人間がいる？僕だって同じ物のはずなのに」 「でも……僕は、君の手伝いがしたい。君の隣で“生きて”いたいって、思ったんだ」 ■吸血 暴走時、いかなる手段でもHPを回復出来なくなる。 通常の解除方法に加え、戦闘不能でも解除される。 　＊　＊　＊ 【トーキョーＮ◎ＶＡランド】 東京都湾岸部埋め立て地に建設された巨大テーマパーク。 外周から中心にかけて、レッドエリア・イエローエリア・グリーンエリア・ホワイトエリアに分かれている。 入場券でレッドエリアに、シルバーパスでイエローエリア、ゴールドパスでグリーンエリア、プラチナムパスでホワイトエリアに入れる。 また、ホワイトエリアとグリーンエリアにはそれぞれ専用の宿泊施設があり、なかなか予約が取れないことでも有名。 ホワイトエリアのホテルには、一泊百万を超えるプレミアムスイートルームもあるとか何とか。 尚、レッドエリアにはヴィランもジャームも（チケットさえ買えば）入場出来るため、普通に治安が悪いしイベント感覚でトラブルが発生する。 レッドエリアのコアなファンの中には、寧ろそのスリルを楽しみに来ている者もいるらしい。

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