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【アーティファクト】 ・炎嵐纏いし双神(ｱｸﾞﾆ・ﾙﾄﾞﾗ) 　<アグニ>と<ルドラ>の両方を装備している場合に有効。以下の効果全てを適用する。 《魔力逆流(MPﾍｲｽﾗ)》 　 自身のMPが減少した時1D6点のMP回復を行い、その値と同じだけ武器の耐久値を減少させる。 《狂化(ﾁｬｰｼﾞﾊﾞｰｻｸ)》 　 <MPﾍｲｽﾗ>の効果が発動したラウンド中、自身の攻撃判定が成功した時に発動する。 　 その攻撃のダメージボーナスを1段階上昇させる。 《復讐者(ﾘｳﾞｪﾝｼﾞｬｰ)》 　 自身が回避または受け流しの判定に失敗し、HPダメージを受けた時に発動可能。 　 その攻撃で受けたダメージを武器ダメージに加えて反撃する。 　 この効果は自身のHP,MP,スタン,気絶,死亡の状態に関係なく、1シナリオに1回のみ発動できる。 ・天の髪飾り 　対象が自身に対してHPダメージを与える攻撃を成功させた時に使用できる。 　水色をした光の膜が、身体の周りを包み込む。POW*1の装甲を得る。 　その装甲が受けたダメージを、次の自分の攻撃のダメージに追加し、 　更にその攻撃のダメージボーナスを1段階上昇させる。 　このアーティファクトの効果は1シナリオに1度しか使用できない。 【魔術】 ・魔力感知(MP:0) 　周囲、または物体の持つ魔力を感知する。 　発生源は生物か物体かまでは判断出来ない。 　大規模な魔力ほど感知しやすく、小規模な魔力ほど感知しにくい。 【呪術】 ・死滅願望(呪)(SAN:6+MPが残り1になるように支払う) 　限界を超えて自身の肉体、及び脳と電気信号を強化する呪術。 　発動に際し支払った[MP]点だけ[STR][CON][DEX]と、技能の達成値を上昇させる。 　これにより[DB]は変動するが、[HP]は変動しない。 　また、<投擲>の達成値が100%になる。 　また、発動中に肉体への接触を行った対象に2点のダメージを与える。 　発動はいつでも可能だが、解除は戦闘中の場合ラウンド終了時にしか行えない。 　発動中は、ラウンド終了時に自身のHPを2点ロストする。(応急手当、医学技能での回復不可) 　解除した場合、再び発動するのに10分の間隔を要する。 　この呪術を行使するには身体の大部分に、自身が"贄"であることを意味する 　刺青を刻む必要があり、久利原の場合は胴から腕にかけて刻まれている。 　この刺青は見る者に多大な嫌悪感を抱かせるかもしれない。 　また、久利原はこの紋様にアレンジを加えており、それにより『因果逆転の呪い』 　に匹敵した無欠の投擲をもやってみせる。 　発動中には身体の周りに、術式を通した電気信号である"赤黒い稲妻"が走る。 　…が当然、身体に掛かる負荷は尋常なものでなく数十秒しか効果は持たない。 ・紫電一閃(SAN:6) 　死滅願望の発動中、天の髪飾りの使用状態に関わらず、 　対象が自身に対してHPダメージを与える攻撃を成功させた時に使用できる。 　対象の攻撃によるダメージを算出した後、その数値分の装甲を得る。 　その装甲が受けたダメージを武器ダメージに加えて反撃する。 　その後<死滅願望>の発動を解除し、<天の髪飾り>が未使用であったならこれを使用済みにし、 　自身がまだ行動済みでないのなら行動済みになり、自身にスタン状態を付与する。 【プロフィール】 「参ったなぁ、今はもう作家ではないのだけれどね」 「あの事件のことを、妻を忘れたことなんて…一度も無いよ…」 元小説家、現在は小説雑誌の編集者の一人。 代表作の『夢喰いの夢』で二十歳にして賞を獲り、ヒット作品も多数。 当時は作品のネタとして、奇妙な事件や伝承等の知識を集めていた。 心理描写を深めるために、心理学を学んでいた経験もある。 18歳になる娘が居り、妻は五年前に『戯』の事件に巻き込まれ他界している。 その頃からか、娘を危険に晒し、妻の命を奪った"神話的脅威"に対して執念にも似た感情を持つようになり、 剣術<二天一流>を習得することで、夜な夜なそれを根絶せんと戦い続ける"復讐者"となった。 ──しかし、それでも目標に対する力不足を感じた久利原は<魔術>にも手を出したが… 才能や適正が無いことを自覚すると、次なる手として<呪術>を習得。 危険なものであることは理解しているが、それ以上に呪術は彼に馴染んでいった。 …しかしその姿はまるで、奇しくも『戯』で立ちはだかったあの影に似て───

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