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キリノコジマ トモエ 岡山県江津森玄武郷にある聖陵学園の転入生。 東京で暮らしていたが、親友であったはずの同級生の顔面を鈍器でボコボコに殴るという暴行事件を起し、転校を余儀なくされる。 凶行に走った理由は、親友の八重歯がうらやましかった。自分にはないものを持っている親友が許せず、自分に貰えないものなら、壊してしまおうと考えた為。 幼い頃から、人の物を極端に欲しがるという悪癖があり、その容姿の端麗さから、自分が欲しがれば手に入らないものはないと経験から学んでいる。 その為、所有物のみならず、地位や金銭など、自分が欲しいと思った物に対して執拗な執着を見せ、言葉巧みに人を操ったり、時には暴力を駆使して何としても手に入れいようと画策する。 問題を起こすまでは、そういった歪な性格は鳴りを潜め、生徒会長、2年生ながら剣道部主将を務めるなど、品行方正な優等生で、その容姿から学校の王子や貴公子扱いされていた。 あくまで本人の裏側ではあるが、人を操ることに重きを置き、自らの欲求(強欲)を満たすために話術への造詣を深めることに余念がない。 また、相手の気持ちを操るために、自分すら騙し、「演じる」ことによって、普通の高校生になりきったり、本人の欲求を満たす為の手口の一つとして活用する。 狂気の末、イゴーロナクをその身に降臨させロスト。

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