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2ー3 親の七光り 3ー5 銃火器の達人 父親が所内で英雄扱いを受けている刑事、母親が国内外で有名な政治家のハイブリット刑事。 国家公務員の所謂キャリア組だが、初年度は経験をつむようにと言われ、新人刑事として先輩の下で働くことになっている。 父親が事件にて殉職した後、母親の静止を押し切って刑事の道へ進むことになった。 本人は友人から面白みのない人間、全てが平均値の見た目をしているのに中身は化け物などと称されるほど成績優良生であった。特に父親から習っていた銃火器の扱いは周りからも一目置かれる要因でもあった。 そんな本人は笑うことも無く常に平常心。驚くことはあれど眉毛がぴくりと動く程度であったりと、感情表現がド下手くそ通り越して出来ない。ただ、笑顔や悲しい顔といった、その時はこうするといった周りの雰囲気に合わせて顔を作ることは得意である。本心では何が笑顔なのか、何が悲しいのかわからない。 故に、彼は父の葬儀で悲しいが分からず、親族からは化け物扱いをされている。 それ以前にも保育園にいた時から周りから笑わない子として煙たがられていた過去を持つ。 それもそのはずで感情が分からないのならば出来るはずがない。ただ、感情に左右されることなく非情な決断をくだせる人間でもある。その非合理を排除したそれはアンドロイドのようであり、人から見たら化け物なのかもしれない。 本人は「父親がやったように」悪を見逃さず正義を下すことが根底にある。その正義を下すまでの判断が人間的かは知るところではない。 今回バディを組まされたが、「円滑な正義の執行をする為に」仲良くならねばならないとは感じている。

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