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県内の大学に進学する。 部活は特に入ってはいないが、周囲からヘルプで入ってくれと頼まれることはある。 「俺なんかが入っても…あ、分かった入るから、入るから！そんな目に見えて落ち込んだような顔すんな…！」 小さい頃からピアノを習っていて、たまに音楽室で弾く事もある。 何をしても普通で自分には取り柄がないとネガティブになりがちだが、幼馴染の青のテンションの高さというかうるささと親しみやすさと自分にはない考えをもってる賢に何度も救われてきた。 でもそれを面と向かって二人に言う事はほとんどしないし、軽くあしらってしまう事もあるけど、幼馴染の二人には感謝してる。 正直これから二人と離れて俺は大丈夫なんだろうかという心配しかないが、LINEもあるし、俺が二人に会いに行けばいいんじゃねとも思ってる。そこに関してはフッ軽 誕生日 7月26日 2020年3月29日　餞 エンド4：逃走エンド 後遺症：青に関する全ての記憶を失う 卒業式のあの日、誰だかは分からない人の写真を見て涙が零れた。でも何かぽっかりと心に穴が開いてしまったような気がする。 スマホのアルバムにも、家にある沢山のアルバムにも賢とあの卒業式の日に見た、あの誰か分からない男子との三人の写真が沢山あって…ただあの写真を見るたびに本当に涙が止まらないな… 卒業して大学生活を迎えて、賢とも離れてしまったけど、俺は俯いたまんまじゃだめだから。そんな気がしたから。少しづつ変わろうと努力している所。

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