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黒い手袋 防水の手袋(かわいい花柄のやつ) 優しげな男性。一緒にいると落ち着くタイプ、ほっこりする。物腰やわらか。 2歳年下の妻と10歳になる娘がいる。 妻:保乃香(ほのか) 娘:彩夏(さやか) 娘が筋ジストロフィーを患っており、だんだんと動けなくなり、10歳になった今は完全に車椅子生活となっている。 娘が一番動きたかった盛りにこのような状態になってしまったことも、ただ、彼女のそばにいて見守ることしか出来ない事も、仕様のない事だとずっと抱えているが、日々合併症に怯えながら、妻も自分も大丈夫と言い合い疲弊してすりきれてきている。 怖がりなのは本当だし、島で過ごすみんなにハーバリウムを渡して和ませようとしたのも、今の自分がおかれている状況に恐怖や不安を抱えていることも妻や子が大事なのも全部本当の気持ち。家族が大切な等身大の一般人。ただ、やらなければいけない事があるだけ。希望があるならば、苦手なモノですら縋ってかなえたい願いがそこにあるだけ。 登場させた花 ガーベラ「希望」「常に前進」 カモミール「逆境に耐える」「逆境で生まれる力」 サクラ「精神の美」「優美な女性」 試作品と言ったガーベラとカモミールはそれぞれ妻と娘を想ってつくったもの。 いつか娘が、自分の足で立てますようにと、今はカモミールのお花に願うことしかできない。 ガーベラは春の花、カモミールは春から初夏の花

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