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　高身長だが体力が無い、しかし頭がよく回り常に知的に立ち回っている。 人間観察が日課であり、人に合わせて対応できるため周りとの人間関係は良好である。 両親と妹の四人家族で、中でも妹とは昔から仲が良い。 ーーー西島家の朝の風景ーーー 「親父、母さんおはよう。菜々は...まだ起きていないのか。」出勤前の父、母が朝食を用意している。しかし妹の姿が見当たらない 「そろそろ起きないと遅刻よねぇ。起こしてくるわ。」母が朝食を並べ終え、パタパタと向かおうとする 「いいよ母さん。俺が行ってくる。」忙しそうな母に微笑みを送り、妹の部屋へと向かう ーーー菜々の部屋ーーー 「う～ん...兄さんにもらったお気に入りの髪留めが見当たりません...」毎日欠かさず身に着けている髪留め、かれこれ３０分は探している 「いつも通りお部屋にあるはずなのだけど...」記憶をたどるが、一向に思い当たらない 「菜々そろそろ時間がギリギリだぞ？もう起きているか？」扉の前から声をかける 「兄さん...髪留めが見当たらないんです...」キィ...と扉が開き菜々がしょんぼりとした顔をみせる 「髪留め？これのことか？」そういえばとポケットから菜々の探し物を出して見せる 「そうです！それです！......あれ？」菜々の顔が明るくなり、そして困ったような恥ずかしいような顔に変わる 「兄さん？もしかして私が寝ている間に、わ、わた、わたひの部屋に！？」それは私の部屋にあったはず！と兄へ詰め寄る 「違う！誤解だ！これはリビングに......」誤解を解こうと口を開く 「おかあさーん！兄さんが！兄さんが！」兄の声は入ってこなかった。バタバタとリビングへ走り去っていく 髪留めを昨日リビングに置き忘れていたことを思いだすのは、夕方になってからである 新聞部における皇太の役割はの自分の人望と頭脳を生かした情報収集である。 ーーーある日の部活風景ーーー 「枢木、この情報が欲しい。リストにある学生にこのメモを渡してくれないか？」仲の良い友人に仕事を依頼する 「いいよ。今度の新聞も興味深い内容だね。」メモに目を通しながら興味を示す 「生徒会員の君ならみんな協力してくれるだろう。よろしく頼むよ。」期待をそのまま口にする 「任せてくれ、皇太。」送られた期待を感じ、早速動き出す 「さて、次は放送部のみいなだな。」枢木の背中を見送り、次の人物のもとへ向かう 皇太の周りの人物はどんな願いも「友人の頼み事」として聞いてくれる。 これは皇太の人当たりの良さと人間観察によって築かれた信頼関係によるものだ。 好物は「茄子の漬物」である。

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