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▼「腐葉土に咲く薔薇のごとく」HO4 ▼不定の狂気 激しい恐怖症　R2. 4/27～　5か月 ▼技能 <隠れる><忍び歩き>の初期値が40% <回避>の初期値がDEX*2+30% ▼職業：ディレッタント(基本ルルブ) 個人的な2つの技能として＜オカルト＞＜言いくるめ＞を選択 ▼特徴表 「幸運のお守り」 幸運のお守りを持っている。身に着けている限りPOW+1。(SANは変動しない) ▼共通HO あなたがたは10歳～15歳の少年である。 幸福であったかどうかは各キャラクターの設定に任せる。 父の死後、正妻の長男 (23)が家督と伯爵の地位を継ぎあなたたちを呼び寄せる。 あなたがたは、家族が金銭に困っている・家柄を望んでいる・本人の意志であるなど、なんらかの理由でセシル家の一員として加わる理由を持っていることとする。 ▼【HO4】 あなたは没落した侯爵貴族の息子でありHO2の弟である。 兄と母を慕うあなたにとって、 母を数年前に亡くしてからは甘える対象に悩んだことだろう。 しつけの厳しい祖父に怯える中、伯爵家からの呼び出しが来る。 推奨技能：<聞き耳or 匂いに関する技能><オカルト> ーーーーーーーーーーーーー以下、秘匿情報アリ注意ーーーーーーーーーーーーーー ▼【HO2・HO4秘匿情報】 あなた方の母の名はグレース・セントフォード。大層美しく快活な彼女は社交界の華であり、数々の男性を従えるその姿を人はクイーン(偉大なる女王)と呼んだ。彼女は社交界で数々の浮世を流したが、 弟(HO4)を産んでからはセシル伯爵家に出入りすることが多くなった。セシル伯爵が彼女の"お気に入り"となった時期と年齢から、あなた方は世間からセシル伯爵の息子だと思われている。 セシル伯爵はあなた方を認知しており、あなた方はその結果、私生児ではなく自分より身分の低い家の庶子として扱われることになる。 祖父はそんな母を許さず、一層母は家に寄り付かなくなった。 ある秋が冬になり掛ける頃、伯爵家から一通の手紙が来る。 そこにはグレースの死と埋葬の知らせが記されていた。祖父によりあなた方は出席することは叶わず、 年ごとに貧しくなり、 あなた方の服や家具を売って、日々の暮らしを凌ぐ生活に縛られている。 ▼来歴等 一人称「ぼく」 生意気な性格だが兄・クレス(HO2:PL 斉藤さん)にはベッタリ。「兄さん」と慕っており、どこへでもついて回る。 祖父は怖いし、3年前には母も亡くなった。 そんな彼にとって、ずっと一緒に育ってきた兄という存在は何物にも代えがたいものである。 日々貧しくなる生活の中でも、彼には兄が居ればそれでよかった。 そこへ来ての伯爵家からの呼び出しは、晴天の霹靂であり、幼い彼には理解しがたいものであった。 祖父に剣術を習っていた兄に比べ、非力だったチェスターは勉強に明け暮れていた。 いや、明け暮れた、というよりは、兄の稽古が終わるまでの時間つぶしに仕方なくやっていた、というほうが正しい。 それでも様々な知識は身に付き、同年代の子どもよりはそこそこ賢くなった。代わりにひねくれた。 特に彼が傾倒したのはオカルトである。怪奇現象を集めた本に夢中になって寝落ちし、翌朝祖父にどやされることもあった。 また、元来絵を描くのが趣味である。 最近は困窮していたためちゃんとは描けてはいなかったが。今でも棒があれば地面に絵を描きだす(モチーフは花や動物等案外かわいい)。 ●懐中時計「幸運のお守り」 元々祖父の持ち物だったが、彼はよくそれを「恰好いい」と物欲しげに眺めていた。 しかしある日、そんな彼の視線を知ってか知らずか、祖父はそれを兄に譲る。それは「長男だから」という理由であった。 祖父には逆らえないし、大好きな兄が持つのなら仕方がない…そう思い、諦めようとしていたとき。 「お前にやるよ」と、兄から差し出されたそれを、彼は驚きと興奮を持って見つめた。 「…いいの？兄さんが貰ったものでしょ？」 「いいんだ。お前に持っていてほしい」 兄は優しい口調で言う。弟がそれを欲しがっていたことに気付いていたのだろうか。 「…ありがとう」 兄にしか見せない満面の笑みで受け取ると、それ以来、肌身離さず持っている。 元々デザインが好きだったのが、さらに「兄がくれた」という付加価値がついたのだ。 どれだけ生活に困ろうと、これだけは売ることはしない…彼は固くそう決意しているし、兄も同じ考えだろうと思っている。

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