タグ： かいぶつたちとマホラカルト

本名不明。生まれつきの赤毛が特徴的な青年。 教会に育てられた孤児で、自身の出自や両親のことはよく覚えていない。 物事にあまり執着がないドライな性格。パーソナルスペースが広く、他人にべたべたと懐かれるのが苦手。 『家族』というモノに対して本能的な嫌悪感を抱いており、幼少期を過ごした教会でも、”親”や”兄妹”として振る舞い『家族』になろうとする周囲の人間と相容れず、ずっと孤独に暮らしていた。そんな中ただ一人、変わり者のシスターとだけは打ち解け、聖職者らしからぬ彼女に多くの物事を教えられる。 この頃に、人生の大まかな指針を決定。「一人で生きていくには強さが必要。普通の奴らより強くなる」 12になった時、単身で教会から飛び出す。 以降は、陽の光が当たらない裏路地で根無し草の生活を送りながら、理不尽と暴力が支配する世界で生きていくことに。 20になると、同じような境遇の若者で組織作られた愚連隊を仕切る顔役として、”紅鬼”と呼ばれ恐れられるようになる。 ”裏”の世界で悪名を上げていくのと同時に、非合法の仕事や犯罪、場合によっては殺人にも手を染め始める。 ある時、地元ヤクザとの衝突が激化し、やがて泥沼の抗争へと発展。互いに多数の死者を出した結果、両陣営とも共倒れになる形で終息した。 その事件で14人の人間を殺害した罪によって死刑宣告を受けるが、数年後に『組織』の手によって救い出される。 教会で過ごした幼少期に、その赤毛から「紅（コウ）」と呼ばれていた名前を、現在もそのまま流用している。 どうしても苗字が必要な時には「百鬼（なきり）」を名乗ることもある。 現在は「組織」の活動に協力しながら、裏通りの”何でも屋”として、主にアンダーグラウンドな人種からの依頼を請け負っており、仕事で得た金の大半は生まれ育った教会に寄付している。

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