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花野の夜卓　改変NPC出身 某県の県警。刑事部。 独身。社交的ではない。 大の推理小説好き。フィクションの探偵は好きだが、現実の探偵のことは嫌い。仕事で探偵が絡むことが何度かあったが、どれもあまり良い思い出を残さなかった為。つまるところ、「探偵」というものに高い理想を抱き過ぎている。 今回は「推理小説の舞台を実際に見に行こう」ということで完全にオフの旅行でやって来た。勝ち取った有給である。 警察を志したのは幼い頃で、単純にカッコよかったから。仲の良かった友人と「将来は二人でけーさつやろーぜ！」なんて語り合ったのが最初で、成長していくにつれて友人は警察よりもやりたいものを見つけたし、伊庭は警察への憧れが強まっていった。 推理小説を好きになったのは30歳頃のこと。家族に何気なく勧められて、「警察ものなら読みやすいでしょ」と手渡された一冊。はじめは「作り話の事件なんて」と馬鹿にしていたものの、これが存外面白く……というよりも、なかなかに新鮮で刺激的で、目を見張るものだった。日々舞い込む事件に向き合う中で、ちょうどいい休息にもなり、脳の体操にもなり、また幼き日の「けーさつってかっこいい！」という純粋な憧れをほんの僅かに呼び覚ますような心の高鳴りがあり、伊庭は推理小説というものを好きになった。 そんなこんなで、今では立派に「趣味・読書(推理小説)」。 休みの日には一人でゆっくり読書に耽っている。 黒髪短髪黒縁眼鏡。え？うそ？そんな好みの顔してたんだ　こわいね 隠す技能は「隠されているものを見つける」ことを訓練するうちに身についたもの。

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