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──────────────────────────────────────────────── 私は決して失望などしない。なぜなら、どんな失敗も新たな一歩となるからだ。 I am not discouraged, because every wrong attempt discarded is another step forward. ──────────────────────────────────────────────── 【　DATA　】 ベース　────　プロデューサー - [　EDU*10+POW*10　] :: 個人的関心技能に目星を選択 誕生日　────　3月8日（　http://365x7.net/day/0308　） カラー　────　シクラメン - #AE0052 特記　　────　テレビ局にコネを持っており、自由に出入りできる。うまくすれば、有名人にも近づける。 特徴表1 ────　前職 - 以前は別の職に就いていたか幼少期に何か得難い経験をしている。EDU*3%を前職としてPLが決めた職業上の技能に割り振る事が出来る。【　EDU*3 - 45 // セールスマンの職業技能より心理学を選択　】 特徴表2 ────　スポーツ万能 - 1つの技能に+20%、3つの技能に+10%、合計4つの任意の運動系技能にボーナスを加える。【　20% - フェンシング // 10% - 回避、登攀、跳躍　】 【　MADNESS　】 偏執症 - 内容編集中 【　期間 - 0/6卓　】 【　MORE　】 おさない頃から、長所には常に"真面目"という3文字が挙げられてきた。きちんとこなせば、色んなひとに褒めてもらえたから。だからこそ折り目正しく居ることを自分の生き方だと心得たのは、さていつのことだっただろうか。器用貧乏とまではいかないがそれでも凡その物事を卒なくこなしては、一定の評価をかかえて堅実な人生を歩んできた。人と人との繋がりを蔑ろにせず、周囲へ視線を配っては足りぬところに手を貸して。──そのすがたは蟻か、或いは蜂か。どちらにせよ、女王に尽くす彼らのようにあくせく働くすがたが日常の中では多く見られたことだろう。 そうした彼女のルーツがどこに有るかと問われれば、それは矢張り生まれ育った環境にこそあるに違いない。同じ土地で長く店を構え続ける呉服屋を生家とし、彼女はその家の末娘として育ってきた。家族は父に母と、兄に姉。なんてことはない仲睦まじい家族である。──まず家業のこともあり、ご近所との付き合いは怠らなかった。人の縁を尊ぶ性分は、恐らくこの頃から養われたものだろう。黙して周囲を観察する癖は父や母の商人としての目を継いだか、将又おっとりとした兄から目が離せずに居た所為か。兎角、日頃から自身を取り巻く環境によって形成されていったものには違いなかった。──やや夢見がちな節もある兄とは異なり日々の研鑽を欠かさぬ姉には憧憬をいだき、後をついてまわる内に手を出したものがフェンシングだ。高校に上がると同時に始めたそれは大学のサークル活動にまで及び、大会では準優勝の成績をおさめたことも。優勝、ではないのが彼女らしいところか。就職してからは忙しさにかまけ手を出せてはいないものの、未だに感覚程度ならその身体に残っていることだろう。 さて呉服屋の娘として生まれながらも今の職に就いている理由だが、人の上に立たず常に誰かを支えられる場を模索した結果だった。一般的な職へ就けば、いつしか上へ押し上げられることもあるのではとの不安が付き纏って仕方ない。在籍する年数や、年齢を重んじる場ならば純粋に年功序列というのも立場が変わりゆく原因になるだろう。自らが座る"椅子"の位置は低くて構わない、ただ常に誰かを支える仕事をしていたかった。妹としての性分やら元々の性格が相俟っては、そうしたポジションが妙にしっくりきたというところが最たる動機にあたるかもしれない。これ以上の説明は難しい。何せ、それはきっと本能だった。──コネクションを何も持たない状態からきっちりと然るべき道を通り、やがて行き着いたのは多くの芸能人を抱えるプロダクションである。そして先輩のベテランマネージャーのもとで学ぶようにと、共に付かせてもらった相手こそがアイドルユニット「Neon’s」だ。個々のスケジュールの管理に、アイドルたちが日々を問題なく過ごせるよう慮っての多少のサポート。過度な贔屓をし過ぎず、皆平等なラインを保つことを忘れずに。配慮すべき点の多さに最初こそ目を回したものの、1年経つ頃には慌てる様子すら見せず仕事をこなすようになっていた。臨機応変に動く必要があると未だに内心焦りを覚えるタイミングもあるが、表に出ることはまあ少ないだろう。慌てても仕方がないからと内側で整理し、少しずつ解決策を表に出すのが彼女の常であるからだ。 そんな彼女の冷静な一面が崩れるのが、個別にマネージメントすることになったメンバーを前にした時だった。──元々、目を惹くひとりが居た。有り余る才能を持つメンバーではなく、決して「Neon’s」のファン全員の心を射止めるような存在ではなかったかもしれない。それでも努力するすがたに心を惹かれ、応援したいと自然と思わせてくれるというのが印象のひとつだっただろうか。最年少たる彼の徐々に成長しゆくすがたは微笑ましく、だからこそより良質な仕事を確保したいと思えたのだろうか。芸の肥やしとする為、場数は大事だ。けれど雑然と数をこなすだけでは意味が無い。であればこそあらゆる方向へ働きかけパイプを作り、機会に恵まれれば逃すまいと営業に走る。少しでも良い現場を求め、そうした生活を嬉々として過ごしていた。──のだが、実のところ彼の顔を直に見つめることが苦手でならないのだ。嫌いな訳ではない、その逆である。大切だという意味合いを多分に含んで"可愛い"と思うからこそ、長々見てはいられなかった。アイドルたる存在が少なからず持つ魔性に心撃たれたのだろうか。しかも、彼の得意とする"バズーカ"級の破壊力で。どうにかこの辺りの克服を念頭に、可愛い彼の為に身を粉にする今こそが本懐となんだかんだ人生を謳歌する今日この頃だ。 【　MEMORY　】 クトゥルフオブザマスカレード - [　真壁愛佳　] 【　SKILL // JOB❖、INTEREST✿　】 ※心理学 ✿ 両親の営む呉服屋の手伝いをするさなか、客のニーズに応えることを少しばかり学んだ。 　

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