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厚真 実 (アツマ ミノル) 学生 スポーツ科7年 女子/17歳/4.9生まれ　(2021現、18歳) 162cm/54kg ＊周りに無関心な生徒 ＊口下手で上手く人と喋れない ＊得意競技は空手、パルクール ＊よく体育施設に出没 ＊母はパン屋、父は警察官をしているが、両親が4年前に離婚 母に引き取られ、現在は第四地区で生活。 父の姓は翁 (オキナ) ＊実技や文系は得意だが理系はからっきし。 よくその授業だけ寝ていたりサボったりしていたり、いなかったり……。 ＊見た目に気を配る気がないため、いつも軽く髪を結い、パーカーを着て、ヘッドホンをしている そんな見た目から男子生徒に間違えられることもしばしば…、本人は間違えられていても気にしていない。 ＊マスクをしている事もある。 —————————————————————— 過去 家はいたって普通だったが父親の仕事がうまくいかなくなっていた頃から生活は乱れ精神的に崩れ始め、酒を毎日飲むようになり、母や自分への暴力が増えていった。 母はよく自分を守る為に押入れの中へ入れ、その襖を開けられないようにと物で溢れかえる部屋へ実を閉じ込めるようになり、何も見えない暗闇の中、父親の怒号と母親の悲鳴を暗い箱の中で聴きながら夜を明かすようになったという。 最後の夜は嵐で雷が酷かったという。 その後暴力を振るっていた父親とは離婚し、平和になったと思った頃。 夕方、学園から帰宅すると母親は強盗で家に踏み入った見知らぬ男にナイフ片手に首を絞められている現場を目撃し咄嗟に男の背後から殴り、ふらふらとした足取りで逃亡した男だが自宅付近で当たりどころが悪かったらしく男性はそのまま死亡。 事件は正当防衛という事で幕を閉じた。 それからというもの実は強くならなければならないという強迫観念に囚われたように道場に通っては大会に出ていたが、その道場では女子だという事にあまり良い印象は持たれなかったようで、見た目はそれっきり男の子の服装を着るようになったという。 別にスカートが嫌とも思ってはいないが、自分には似合わないと思っている。 —————————————————————— 友人や家族以外には無関心に近い対応をするが、一度二度関わりを持つと相手へ感情を寄せるようになる。 自分の身をたいしてでも守ろうとする事もしばしば。 母親だけが働くのはあまり良くないと思っているのか、短期ではあるがスタントマンやスーツアクターなどの学外のアルバイトをしている。

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