タグ： くうたんさくしゃ

▽いずも たくみ 困っている人を放っておけない。弱いものいじめとかも許せないタイプ。小学生の頃は、好奇心旺盛で何かと率先してやりたがるタイプだった。いつの日からか、慎重に行動するよう心がけるようになった。 年の離れた弟と、妹がいる。 趣味はキャンプ。 ▽精神科医 特記:1件の狂気において〈精神分析〉のロールに失敗しても、環境を整えたり、投薬を行ったりすることで再度〈精神分析〉のロールを行うことができる。 ▽特徴表 【アウトドア派】:暇さえあれば季節を問わず、野外活動に繰り出している。〈ナビゲート〉〈博物学〉〈追跡〉にそれぞれ＋20％。 【信頼のおける人】:探索者は自分の家族や友人などの仲間を見捨てたり粗末にしたりせず、可能なかぎり助けようとする人間だ。その評判が続くかぎり、任意のコミュニケーション系技能3つに、それぞれ＋10%。（英語、説得、信用） ▽同窓会 実家に帰省したら、「おにい！同窓会の案内来てたから出しといたよ！」と妹に言われた。参加しないということはないけど、確認はとって欲しかった。 ▽生い立ち 中学教師の父親と、看護師の母親の元に生まれる。父さんは穏やかな人で、癖なのか家族にも敬語で話す。母さんはよくしゃべる。そして、口うるさいし、ゲンコツがまじで痛い。妹は「実空（みく）」。兄ちゃんとして、守ってやろうと思う反面、当時は両親を取られたようで嫉妬もしたりした。妹は愛嬌があるがお転婆で、よく両親を困らせる。時々喧嘩もするけど、大体拓海が折れる。対戦ゲームをしてよく遊ぶ。拓海が勝つと永遠に「もう1回！」が続くので、頃合いを見てわざと負ける。妹は「おにい」呼び。現在は高校二年生。いろんな部活を兼部してる。弟は「陸（あつし）」。マイペースで、ぼーとしていることが多いが、頭がかなりいい。父さんと将棋やチェスでよく遊んでいる。口癖は「いいと思う」。自分の意見を強く主張しないので、心配でよく気にかけてる。弟には甘い。弟が苦手な野菜はこっそり引き受けるし、寄りかかって長時間眠られても文句を言わない。弟は「兄ちゃん」呼び。年上の女性がタイプ。現在は中学二年生。部活は帰宅部で、生徒会書記。 よく家族でキャンプをしに行った。アウトドア派なのも、外に連れ出して自然に触れさせてくれた両親のおかげ。 小学生:当時やっていたヒーローアニメにハマる。自分もそのヒーローのように正しく、強く、優しくなりたいと思った。だから、弱いものいじめが許せなくて取っ組み合いの喧嘩を起こしたことも多々あった。その度に母さんが呼び出されたけど、母さんは正しいことするなら怒らないと言ってくれた。ただし、暴力は良くないとゲンコツをくらった。暴力は良くないんじゃ...？ 中学生:チャリ通。背の伸びが遅い。でも男だからこれからだし…。よく食べ、よく寝て、よく運動した。テニス部所属。 体型や容姿のことでからかわれてる女子を庇って、付き合ってるだのどうだのとからかわれたことがあった。反応すると面白がっていじりが助長するので、無視した。無視したところ、飽きたのかピタリとやんだ。そしたら今度は、吃音症の男子をいじめ始めたので、それもまた止めるように言った。ホモだのなんだのまた噂を立てられたり、いじられたりしたが正しいことをしてる自覚があったのでそこまで気にとめなかった。しかし、助けた本人に「ぼ、ぼくにかかか、かまわないで！めいわわわくなんだっ！」と言われた時が一番こたえた。あからさまに家でも落ち込んだが、妹や弟に死ぬほど心配されたので、くよくよ悩むのはやめて自分らしく振る舞い続けようと思った。 高校生:背が伸びてきた！高校でもテニス部に所属。初めての彼女「河井優奈（かわい ゆうな）」が出来て浮かれていた。黒髪清楚で、クラスのマドンナ的存在の彼女は容姿だけでなく、心も美しい人だった。彼女に見合う男になろうと、勉強も部活もバイトも頑張った。甘酸っぱい青春の日々の中で、彼女が担任教師に強姦される事件が起きる。目撃者がいた事ですぐその事件は明るみになり教師は逮捕された。 初めて殺意を覚えたし、側にいても何も出来ない無力感を味わった。どんどん壊れていく彼女をそれでも受け止め続けたい、側にいて支えたいと思ったが、彼女の両親にもう十分やってくれたし、あの事件を思い出させない為にも距離を置いて欲しいと頼まれる。離れたくなかったし、納得もしたくなかったけど、彼女のためを思って別れることを決意した。もう二度と何も出来ないのは嫌だったので、必死に勉強に打ち込み精神科医を目指すことになる。 大学生:アパート借りて、一人暮らし。母親のありがたさを知る。ボランティアサークル所属。バイトは3つくらい掛け持ちした。友人は出来ても、彼女はつくらなかった。 ▽参加シナリオ 【救世主】生還 ※閲覧注意 以下、救世主HO1バレあり ▽ 箱を開けてしまったことが未だ気にかかっている。慎重になったのもこの出来事の後から。 【HO1 真理への背教】 あなたにはとある記憶がある。 それは、物心がつく幼い頃のものだ。 何処か自然が豊かな公園に、あなた方幼馴染達はいた。 小学校卒業となり、これがいつもの幼馴染達のメンバーが揃う最後の集まりであった。 誰かが、木で出来た箱を地面から掘り起こし、持ってきたのを覚えている。 子供らしい冒険心のような物がくすぐられ、箱を開いたのはあなただった。 ＿＿＿灰色の煙が、忽ちと箱から立ち昇る。 瞬間、強烈な眩暈が視界を揺らし、貴方は意識を失った。 午後六時を表す放送で、目が覚めた。外は既に茜色に染まっていた。 あなただけが一際の恐怖を覚えていて、「玉手箱」の様なそれを地面に埋め直した。 そうして幼馴染達は帰路についた。 この記憶が、現在のあなたにどれだけの影響を与えたかは自由だ。 だが、今も頭の片隅にこびりつく、一つの思い出に他ならなかった。

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