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宮城 久遠（ミヤシロ クオン）24歳 A型 男性　職業：自由業 年収900万 容姿：身長はやや高めで若干やせ型、髪色は黒色で短め、頻繁に美容室に通い整えているので清潔感がある。眉は鋭く特徴的な瞳をしているため、目力が強く見える。肌の色は色白、人と関わる職業のため肌や歯のケアを欠かさない。ワインが大好き、煙草は吸わない。 好きな食べ物：大福　嫌いな食べ物：魚卵系（アレルギー） 性格：正義感が強い・恐れ知らず・純粋・素直・情深い、趣味は学習、他人と競うことを好む、自分が間違っている（悪いこと）と思うことは決して受け入れない、そのため周りと衝突することが多い。 率直にものを言う性格のため、あたりが強く同性からあまり良く思われないため、友人は多くないが、一度仲良くなるとその人をとても大切にする。 警戒心が強く、閉鎖的に振る舞っているが、周りの人のことをよく見ており、他人を信じる勇気を持っている。 いつも厳しいことを言うが、実はとても心優しく、愛情深い人格。 （もともとは他人の顔色ばかり窺うおとなしい性格：生い立ち欄参照） 人間関係：両親ともに健在、姉が三人いる。家族仲はあまりよくない、父親とは絶縁状態、そのほかの家族ともお互いにあまり干渉しない。 生意気な若造だが、努力家で常に相手のためを思って仕事をするため、仕事関係の人間からはとても信頼されている。 彼女がいるが同性はしていない。聞かれたことに関しては答えるが、自分から周囲の話しをあまりしないため、相手はクオンの職業や生い立ちについて詳しく知らない。 職業内容：探偵事務所の経営をしている。会計士・税理士・行政書士の資格を持っている。最初は探偵業に役立てることに使っていたが、今では士業に関わる仕事やコンサルタントなども請け負い、幅広い活動をしている。事務員を一人雇っている。 事務所は大反響だが自由に活動をするために、これ以上規模を大きくする気はない。 法人組合や様々な委員に所属しており、幅広い人脈を持っているため、規模の大きな会社や小さな医院なども顧客に抱えている。 生い立ち：クオンはそれなりに裕福な家庭で育った。父親は宣教師で所属している教会の中でも高い地位持っていた。クオンはとても優しい性格で人懐っこく、何でもそつなくこなし、両親の期待に常に応え続けることから、両親や姉達からとても可愛がられ、父親はクオンのために惜しみない教育を施し、様々な習い事をさせた。 しかしそれよく思わないクオンの兄は、両親を独り占めにしたいと思うようになっていった。日に日にわがままになっていく兄に、兄の意図をくみ取れない両親、兄はかんしゃくを起こすようになり、父親からたびたび折檻を受け、クオンの兄は自信を無くしていき、部屋に引きこもりがちになった。まだ幼かったクオンは兄の行動は自分に原因があると気づくことができなかった。 兄を元気づけようとするが、拒絶されてしまう。それでもクオンは健気に兄に接し続けた、しかしそれは兄の罪悪感や劣等感を煽るばかりで、兄はますます部屋から出てこなくなった。 クオンの家には父親の客の出入りが多い家で、宗教関係の地位が高い人物がくると長男が立ち会うのが常だった。しかしクオンの兄は精神的に追い詰められ、部屋から出てこれない状態。そういった行事にはクオンが立ち会うようになっていった。父親の宗教に関してはあまり興味はなく、たびたび行事で連れ出されることにうんざりしていたが、相手は自分を溺愛している父親、ましてや兄がこんなにも弱っている状況で、言い出すことはできなかった。 学校でもクオンは人気者だった。勉強もスポーツもでき、他人に共感することができる優しいクオンは、同級生だけでなく教員からも評価された。 順調に育っていきクオンは名の知れた高校に入学、そのままエスカレーター式で名門大学に入学し、法学部を選択。 父親の仕事を継ぐ気のなかったクオンは、とりあえず言い訳の立つよう、他人に誇れる仕事に就こうと考えての事だった。 大学でもクオンはとても優秀な結果を出し続けたが、教授の考え方は好きではなかったが、自分に対して期待をして目をかけてくれる人物に対して、違う意見を言うことはできなかった。 順風満帆の人生に満足しているクオンだが、他人の顔色をうかがいながら生きる自分の人生に、疑問を抱き始めていた。 そんなある日悲劇が起きる。兄の部屋の前にお家ある食事が減っていないことに気づいたクオンは、恐る恐る兄の部屋に入った、そこにはコードを首に巻き付け動かなくなっている兄の姿があった。 兄の部屋からは遺書が発見され、中にはクオンと両親に対する恨み言や、劣等感に押しつぶされた悲痛な叫びが書かれていた。 クオンはひどく落ち込んだ、兄に対する罪悪感で押しつぶされそうだった、そんな中クオンは父親の口から信じられない言葉を耳にした。「クオンそんなに落ち込むな、お前さえ生きてればそれでいい」言葉の意図は分からなかったが、笑顔でそう言う父が別のものに見え、怖かった。顔色を窺わないと生きていけなかった自分に怒りを覚え、それを原因に兄を亡くしたことにとてつもない罪悪感を覚えた。 自分に正直に生きようと決心したクオンは、父親に自分の思いの丈をぶちまけ決別、大学の教授に対しても顔色をうかがうことをやめた結果衝突、これをきっかけに大学を中退。 アルバイトをしながら一人暮らしを始める。自分のやりたいことが見つかるまでの間、資格などを取りながらアルバイトで生活をしていた。しかしアルバイトのみで生活をしていることに不安を抱いていたクオンは、フリーランスで何か始めることができないか考え、公安に申請を出し探偵業を開業。 全く期待はしていなかったが、そんなクオンとは裏腹に、さっそく依頼が入り対応、持ち前の頭脳と最高峰の教養を活かし、難なく依頼を完遂した。自信をつけたクオンは、探偵業を本格的に続けることを決める。さっそくプロに依頼をしホームページを開設、事務所を立ち上げ本格的に活動を開始。 必要と感じた資格を即座に取得し、事務員を雇い、法人登録し組合や委員に所属し、人脈を広げ地盤を固めていき、あっという間に借金を完済。 現在クオンは様々な仕事に着手し、成功への道を歩み始めた。

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