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「ようこそ、古物屋・ルーヴンネストへ。君の来訪を歓迎しよう。」 縦浜市の片隅にある古物屋、その名をルーヴン・ネスト、ここの店主が外ならぬ柳澤・璃子その人である。 古物業界では美術品、工芸品、果てはリサイクル品まで手広く商売する事で知られており、 裏で武器など御禁制の品を扱っていると言う悪い噂が立っている。 そのため、死の商人、腹黒商人と言う名でよばれることもしばしば。 彼女としては転売屋には法外な額で商品を売りつけ、本当に欲している人には適正な価格で商売をしているのだが、 悪評が先に立っているため、最近は殆ど儲けも出ていないようだ。 また、UGN縦浜支部にも武器弾薬、食料などの消耗品を卸している。現在はこちらで食いつないでいると言った方がいいかもしれない。 実年齢と容姿にかなりの開きがあり、また会う人間によって性別が変わる。 これはイージーエフェクト【擬態の仮面】の使い過ぎで、本人もどれが本当の人相か判別がつかなくなった為である。 【生い立ち】 第二次世界大戦後、満州から帰国する船の写真に、幼き日の璃子の姿が確認できる。出生時期、出生場所は旧満州とも言われているが不明。 40数年前、柳澤・璃子の名義で古物商の免許を取り、同時に古物屋・ルーヴンネストの運営を開始する。 UGNの立ち上げ直後から全面的に協力をしており、そういう意味では古参なのかもしれない。 最近は、助手の小田切・錬に仕入れなどを全て任せて、悠々自適な生活を送っている。 また、春日恭二とは古物オークション中に勝負を挑まれて以来腐れ縁の中。 本人は半分くらい嫌気が差しており、もう半分は面白がっている。

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