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夢見もも(18) 父は有名な病院の医院長、母も医者という名門一家。 家出した双子の妹がいる。 家が厳しく、幼少期から自分を無意識に殺し、周りに合わせ生活している。 そのため、妹とは違い、親の期待もこなし、周りからいじめられることもなく表面上は穏やかに過ごす。 中学校の卒業式の帰り、ふと立ち寄ったデパートで、腕時計を万引きしていた。きっかけは不明。 我に返り、犯罪を犯してしまったことの恐怖や不安を感じるが、それ以上に万引きという行動に「自分の意思、自分という存在」を無意識的に感じ、感動する。 高校、大学でも周りに合わせる生活は変わらない。しかしその事件以来、本人は気づいていないが、生活の中にもも自身の素が垣間見られるようになった。 万引きは現在進行形で繰り返している。「自分という存在を確認する」行為なので、盗んだものは適当に捨てている。ただ、初めて盗んだ腕時計だけは捨てられず今も所持している。 大学に入り親元を離れてからは、万引き以外にも、ピアスやタトゥーから、喫煙、飲酒、援交などの法外なものにも手を入れている。どれも「自分という存在の確認」のためである。 それから色々あり、大学を中退。犯罪からは足を洗う。やりたい事を探すためにサークルに加入。そのサークルで起きたとある事で、医者としての道に進む事を決める。 不定の狂気：感情爆発。自分の感情を制御できない。5か月。

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