タグ： 邪狂

親が有名なマジシャンで尚且つ天才の燦の兄ということで周りから期待の目で常に見られている。 しかし周りの過大評価に釣り合うよういつも必死。 昔から自分には才能もなく天才ではないという自覚があった。 自己肯定感が限りなく低いが本人の中での合格ラインが高すぎるだけなので何をしてもある程度そつ無くこなしている。 自分に自信がないがおくびにも出さず基本的には当たり障りないように振舞ってる。 見限られたくない、幻滅されたくないという気持ちが根底にある故他人に対し優しい。怒ることも声を荒げることもほとんどない。 卑屈の塊のような人間ではあるがボケっとしてることが多いので多分かなりのマイペース。良い人を演じようとしているが抜けてるところもあるのでそれがいい感じに根本の性格を覆い隠している。 動物はそこそこ好き。 ハトを使うマジックをすると何故かハトが肩から離れてくれない。 日頃から猫がすり寄ってきたり通りすがりの犬が突然お腹を出して寝転んだり公園の鳥に一斉に囲まれたり変なことがおこるが慣れてきた。 料理が趣味。学生時代は自分で作った弁当を持参していた。弟にも持たせていた。 でもぼーっとしてる事がよくあるのでたまに焦がす。それは自分用。 大学では心理学を専攻していた。 喫煙者だが人目がないところでしか吸わないのと臭いにかなり気を使っているのでほとんどの人が知らない。 因みに酒にはめっぽう弱い。 弟のことは本物の''天才''だと思っている。 自分では近づけもしないような天才。兄らしく振舞ってはいるが正直劣等感でぐちゃぐちゃ。 血の繋がった兄弟で可愛い弟でもあるが一緒に仕事をしていると自分がどんどん惨めになってくる。負の感情を抱いているわけではないが複雑な気持ち。 彼だけの力で世界一有名なマジシャンになってしまっていいのだろうか？自分は本当は何もしてないなんの影響力もない。このままでいいのか？自分が凡人だからと諦めて良いのか？それは父にも弟にも見てくれる観客にも申し訳ない。どれだけ頑張っても報われなくたって諦めることは許されないのだ ●特徴表 2-1〈手先が器用〉制作+45、機械修理、電気修理+10 5-1〈動物に好かれる〉

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