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ベーカリー「バクの夢」の店員。販売担当。 名前の由来はパンの耳という意味の端、皮(フランスではこう呼ばれている)、オレイユ（フランス語で耳）。 ■就職理由 端川 玲由は6人兄弟の長男だ。父母共に職についており、決して貧乏な家庭ではなかったが立場上我慢する事が多かった。 高校受験の時も兄弟の世話をまかせられ、勉強もほとんど出来ない状態が続き、結果偏差値の低い高校へと入学する事となってしまう。 家の事もあって友人達と遊ぶ時間もなく、そういった繋がりはほとんどなくなっていった。 大学に入れば、他の兄弟達の歳も落ち着き、一旦自由にできるだろうと意気込んで挑んだ大学受験であったが、試験官と相対した瞬間、その威圧感に目が泳ぎ、汗が流れ無意識に手が震え始めてしまった。 玲由はその大学受験面接時に自分が極度の人見知りだという事に初めて気がついたのだ。 残念ながら大学受験は失敗、浪人生としてやっていくにはお金がなく渋々就職をする事になるがやはりどれも面接で落とされてしまう。 そんな中、いつも立ち寄っていたパン屋があった。 出来たばかりの店で、ついつい匂いにつられてしまうもののお金がないため50円のパンの耳ばかりを買っていた。 パンの耳といってもコンビニパンとは違って柔らかく、あまみがある。玲由にとっては十分なごちそうであった。 来店するとパンの耳をとっていてくれるほど常連になったある日、店員からいつも来店してくれるお礼ですと試作品と書かれた袋を渡された。 中を見れば、ピザやラスク、メンチカツのようなものが入っており、聞けばそれはすべて「パンの耳」だという。 パンの耳には見えないクオリティと味に「なんの変哲もないパンの耳がこんなに変わるのか」と感動し、パンのアレンジに興味を持つようになる。その事と、就職がうまくいかないという相談をふとなんとなく店員にすると、ちょうど接客が一人足りないので人になれる練習で短期で入ってみないかと勧誘。玲由は「バクの夢」の一員となったのだった。 ■性格 客から見れば口数が少なく、一見クール。 が、はじめましての人とは目が合わせられないほどの人見知りなだけである。 慣れた人や家族の前だと普通に喋るしなんなら少しビバる。 怖いお客さんがきたら裏で真顔で心臓に手をあてて死ぬかと思ったって青い顔で言う人。 騒がしい兄弟の中で育ったため、ちょっとやそっとの事には動じず、対応もテキパキとしている。 接客が出来ないだけで仕事ははちゃめちゃにできるやつであり、トングトレーを拭くのは店内の誰よりも早い。残像が見える。 仕事が出来すぎるため短期の話はどこかへいってしまった。 長男の癖なのか、人を咎める時は年上であれ長男感をだす事がある。成長したらママとか言われそう。 メンタルが弱い反面、体力の方では疲れるという事を知らない。 パンの製造にはあまり興味はないが、ものをアレンジする事が好きで新作に意見を出したりする担当でもある。 タバコ、お酒はまったくしない。 一人称　自分・俺 好きなパン　パンの耳 苦手なパン　具材が入ったパン　※豪華すぎて食べていると罪悪感がある。嫌いなわけではない。 趣味　あまったパンをアレンジする事 詳しくは「パンの耳　アレンジ」で検索 【応急手当】父が医者なので少しかじっている程度 【隠れる】人見知りゆえ ■メンバーとの関係性 ・麦 パン作るのうまい！腕の筋肉がすげぇので怒らせないようにしようとは思っている。 比較的人見知りが早く取れた人。目は合わせられないけど。 あまったパンなどを積極的に持ち帰らせてくれるので感謝している。 が、この人割と騙されやすいんじゃないのか…？と心配している。 ・ちぎり 自分が「バクの夢」に入るきっかけとなった人物なので尊敬しているし、一番頼りにしている。 作ってくれるちぎりパンは可愛いのだが、豪華すぎて食べると申し訳なくなる。 困った時は相談などにものってくれる。兄がいたらこんな感じなのだろうかなとか思ってる。 ・葡萄 世の中にこんな細い人がいるのか。という印象。いつか折れて消えてしまうんじゃないかと思っている。 年齢的には年上なのだが、危なっかしい姿からついつい弟のように扱ってしまう。気をつけよう。 ところで今日ご飯食べました？パンが少しあまってますよ？手洗いました？お手拭き持ってきますね。 ・弧瑠音 自分より後に入ってきたのに接客がやべぇのでちょっと悔しい。でもすごい尊敬してる。 自分もあんな風に接客したいので何かと真似しようとする。うまくいかないけど。 あとなんかバイクとか乗ってるし格好いい。うわー、格好いいな。憧れる。 ■年表 2015年 4月　バクの夢開業 同年 8月　楽田ちぎり(25)入職 2017年 6月　端川玲由(19)入職 同年 10月　蝸牛葡萄（23）入職 2018年 10月　　千代弧瑠音(25)入職

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