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「どしがたきサディスト」 銀座のフェティッシュSMバー「縄王蜂」（火・木・土曜日は緊縛ショーを行っている）で働いているボーイさん。 一言でいうとサディストである。 幼い頃一度誘拐された経験があり、その際犯人に縛られたことで彼の欲望は開花した。 恐怖で早鐘をうった心臓と身体への配慮か、恐怖心をごまかすように彼の脳はこれを快感と認識することにした。 だがしかし、元々負けん気の強かった彼はさらにそこから憎しみという感情のスパイスを加えた。 「逆にしばりあげてやりてえええええええくぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；＠：！！！！」 身動きができずに気持ちよくなってしまってる自分と同じような屈辱を、目の前の大人にもあじあわせてさしあげたいと思うに至る。 以来彼は６割の快感と４割の親切心から、サディストとしていきていくことになる。 ■コーポＡの住人との関係性 101号室に住んでいる。角部屋。 隣（102号室）に住んでいる眼鏡の男とは活動時間が合うのか、明け方帰ってきたときに必ず挨拶をされる。早起きなのか、こいつも朝帰りなのか謎であるが、そのガタイの良さには縄化粧は似合うだろうなと思っている。肉が縄にのってもれそうでいい。 104号室に住んでいる顔のいい青年にも、ゴミ出しの際に顔を合わせることがある。 不思議なのは、ゴミ出しを終えて部屋に戻るまでの間じっとみられていることである。言いたいことがありそうだが、あえてシカトすることで青年が落ち込むところをみるのにハマっている。

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