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あかしかなみ ロスト 女装癖がある可愛いもの好きな性格ひねくれたツンデレ(？)。 女装してる時はウィッグだからどんな髪型にもなるよ。 ――――――――――――――――――――― 医者の父と元モデルの母の間に生まれた3人姉弟の末っ子。 母と姉2人の着せ替え人形になっていたら女の子のかっこするのが楽しくなった。 それを誰かに言う訳でもなく家族以外に知ってる人はいなかった。 幼馴染である「平野湊仁」にバレて以来、湊仁にだけは色々話してる。 ――――――――――――――――――――― 中学2年生の頃、ふとした拍子に同級生にバレてしまう。その同級生には秘密にしておくように言ったが同級生はクラスメイト全員にバラしてしまう。 顔もそこそこ良く、文武両道でなんでもできる彼のそんな趣味にクラスメイトは嘲る。(もしかすると別の理由でもあったのかもしれないな。) そこから人を信じれなくなった彼は性格がひねくれてしまい、「1人でいいや」という考えるようになる。 が、幼馴染の湊仁だけは傍にいて守ってくれた。 彼のことは心から信頼しており彼なら何を話してもいいと思っているが、過去のこともあり「自分なんか…」と思ってしまっているので素直になれず突き放そうとしてしまう。それでも傍にいてくれる幼馴染に対して本当に感謝をしている。 大学生になった今でも自分のことを守ろうとしてくれて留年をしてしまっている幼馴染に対して罪悪感を持ちつつ、それを言える訳もなかった。 ――――――――――――――――――――― 大学生になった今でも人を信じてはいない。信頼してるのは家族と幼馴染だけ。 大学の同級生には「お洒落好き」という名目で通ってる。 女装癖については隠している。 お洒落好きということもあり、同級生に「何故そっち系(服飾系)の職業に就こうとしなかったのか」と聞かれた時に「俺は幼馴染だけのモデルでいたいから」と答えた。 (基本的に幼馴染に以外は恥ずかしいことでも普通に言う) ――――――――――――――――――――― 人を信用してないというか興味が無いので誰にでも優しくできる。 愛想笑いとか得意だよ。 湊仁には愛想がない。他人には愛想がいい。 ――――――――――――――――――――― 他人はどうなってもどうでもいいが湊仁の為なら何でもできる。 根幹にあるのは『湊仁が死ぬくらいなら自分が死ぬ。』ということ。 ――――――――――――――――――――― クリアシナリオ「キルキルイキル」 いつでも傍に居てくれてそんな当たり前がどうしようもなく嬉しくて。そんな幸せが崩れてしまうのであれば、大切な人がいなくなってしまうのであれば、死ぬしかないのかもしれない。 一緒に探索して訳の分からないことになって。思い出せないことも多くて。何があったのかわからなくて。これ以上心配かけないようにって隠し事も沢山したけど。それでもただただ大切な人が無事に帰れたらなんてことだけを考えて。 最初から、目が覚めた時から答えは決まってたのかもしれない。どちらかが死ぬ運命ならば自分が死ぬ。でもまあ 「一緒に死ぬか？」なんて冗談も言ったけど。 …いや冗談じゃなかったのかもしれない。 死ぬ事が分かっていたとしても真実を知りたかった。どうせ死ぬんだったら清々しい気持ちで死にたかった。 知ってしまった真実はあまりにも辛くて悲しくて。 あの時誘わなければこうなることはなかったのかなって考えたり。 崩れていく自分と意識の中で、ちゃんと素直に言えてたのかは分からないけど。それでも伝わって良かった。 「生きて欲しい。」「後を追ってほしくない。」 ぼろぼろになっていくなか手を伸ばして、額にキスして。 24年…もしかするとたったの10年ぽっちの人生だったのかもしれないけど。この14年間の記憶も感情も全部幼馴染が作り上げたものだったとしても、これが本当の自分の気持ちだって心から言える。そんなことを考えながら深い深い眠りに落ちた。 …それでもやっぱり死にたくなかった。もっと一緒にいたかった。笑いあったり涙を流しあったり、たまに喧嘩もしたりして。些細な日常送ってさ、俺は医者になってお前は自分のブランド立ち上げて。いつか好きな人とかできたりもしたのかな。結婚して、子供が出来て。それでもお互いの仲は変わらずでさ。そんな日々が続くって根拠なく思ってた。けど駄目だったなぁ……。 俺の分まで精一杯生きてよ。んで、たまには墓参りにでも来いよ。その時色んな話聞かせてよ。どうせ俺の声は聞こえないだろうけど、ちゃんとお前の話聞いてるから。 まあでも、ずっっとお前のこと見てるから話聞くまでもないだろうけどな。あつ、大好きだよ。今までも、これからも。 額へのキスの意味「祝福 友情」

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